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今回の記事では永遠のギターヒーローであるエディヴァンヘイレンの使用していたエフェクターを紹介します。
「エディ・ヴァン・ヘイレンのような音を出すには、どんな機材が必要なのか?」「彼が実際に使っていたペダルは何なのか?」という疑問に対し、正確な情報をもとに解説します。
エディが初期から一貫して愛用していたフェイザー。
「Eruption」や「Atomic Punk」、「Ain’t Talkin’ ‘bout Love」など、数々の名演で使用。スクリプトロゴ期(ビンテージ)を好んで使っていたとされています。
エディモデルもありますので、こちらもチェックしてみてください。
「Unchained」「And the Cradle Will Rock…」でのうねるような揺らぎはこのフランジャーによるもの。エディ本人が推奨するノブ設定(手書きで筐体にマーキング)も有名です。
ヴァンヘイレンモデルもありますので、こちらもチェックしてみてください。
エディ・ヴァン・ヘイレンは「Unchained」などでMXR Flangerを使用しており、彼自身が筐体に書き込んだとされる設定は「EVHセッティング」として現在も受け継がれています。MXR公式でも紹介されています。
ノブ | 設定位置(目安) |
---|---|
Manual(マニュアル) | 約11時 |
Width(揺れ幅) | 約10時 |
Speed(速さ) | 約11時 |
Regeneration(フィードバック) | 約11時 |
このセッティングは、現行の MXR M117R Flanger や、EVH Flanger でも再現可能です。
現在は入手困難なため、現代的なGE-7などで代用されることが多いです。
EP-3はテープディレイとしてだけでなく、プリアンプ部の音色変化を狙って常時オンで使用されることも多く、エディもこの使い方をしていました。特に「Cathedral」やソロパートで活躍。
エフェクター名 | 主な使用楽曲 | 現行モデル/代替 |
---|---|---|
MXR Phase 90 | Eruption, Atomic Punk | Script Phase 90 |
MXR Flanger (M117) | Unchained, And the Cradle Will Rock… | M117R Flanger |
Boss GE-10 | ライブ全般(Marshallブースト) | BOSS GE-7 |
Echoplex EP-3 | Cathedral, ソロパート | Dunlop EP101 |
エディ・ヴァン・ヘイレンの使用エフェクターは、決して数が多いわけではありませんが、その一つひとつがサウンドに直結する重要な役割を果たしていました。
オリジナルにこだわる必要がない場合は、MXRやDunlopの現行復刻モデルで十分にヴァン・ヘイレンらしさを再現可能です。