ようこそ、ベース用エフェクター専門ブログ「ヤツのエフェクター」へ!
「ギターと違って、ベースってエフェクターいるの?」「コンプって何?」——そんな疑問を持っているあなたに向けて、初心者〜中級者でも扱いやすく、確実に音が良くなるベースエフェクターを厳選して紹介します。
本記事では、実際に有名ベーシストが使っているペダルを中心に、宅録・バンド練習・ライブで即戦力になるアイテムのみをピックアップ。買ってから後悔しない1台が見つかるはずです!
この記事はこんな方におすすめ!
「ベースは素の音が命」という考えも根強いですが、実際の現場ではエフェクターを使わないベーシストのほうが少数派です。
とくに以下のような悩みを持つ方には、エフェクターが大きな助けになります:
例えば、Red Hot Chili Peppersのフリーはライブでコンプと歪みを駆使しながら、強烈なアタック感と抜けのあるサウンドを演出しています。
【徹底解説】フリー使用エフェクターまとめ|レッチリのグルーヴを支える天才ベーシストの音作り
つまり、エフェクターはベースの「音の表情」を豊かにし、アンサンブルで埋もれず、しっかり主張できるようにするための重要なツールなのです。
ベース初心者がまず導入すべきエフェクターは、以下の3種類です。この順番で揃えていけば「音が聞こえない」「地味」といった悩みを解決できます。
使用ベーシスト:Marcus Miller(マーカス・ミラー)
→ EquipboardにてMXR M87の使用記録あり。
初心者におすすめ:
BOSS BC-1X Bass Comp
→ 自動的に最適な圧縮をしてくれるので設定に悩まず使えます。
使用ベーシスト:Krist Novoselic(Nirvana)
→ EquipboardでProCo RAT使用確認(オーバードライブ〜ディストーション系)
初心者におすすめ:
Darkglass Microtubes X
→ 原音と歪みを分離してコントロールできるので、モダンで抜ける音を実現。
使用ベーシスト:Billy Sheehan(ビリー・シーン)
→ EquipboardでMXR 10-Band EQの使用例あり。
初心者におすすめ:
MXR M108S 10-Band EQ
→ ベースにも対応した10バンドで音の輪郭調整が自在。
自然で滑らかな圧縮が特徴のベース専用コンプレッサー。強く弾いても割れず、音が前に出るので、初心者にも安心です。
LEDメーターで圧縮具合が見える高性能コンプレッサー。スタジオでも使用されるほどの透明感のある仕上がりが魅力。
モダンなベースサウンドを代表するペダル。原音とのブレンド機能により、アグレッシブなのに音が潰れない。
伝統のファズ「Big Muff」をベース用に最適化。音圧とサステインが強力で、グランジ・オルタナ系にピッタリ。
ベースアンプシミュレーター・EQ・DI機能を統合した万能ペダル。宅録・ライブ・リハ、すべてこれ1台でOK。
ベース用に設計されたドライブ&プリアンプペダル。BOSS独自のMDP技術により、原音を損なわず、ダイナミクスを自然に保ったまま歪ませることが可能です。
ウォームなトーンとナチュラルなEQが特徴のプリアンプ系ペダル。特にフレットレスやジャズベース系に人気。
スタジオレベルのナチュラルコンプレッション。チューブエミュレーションモードも搭載し、温かみのある音が魅力。
7バンドのEQで細かい調整が可能。音作りに悩む人にこそ持っていて損はない1台。
1176系のスタジオコンプを小型化した高級コンプレッサー。ナチュラルかつ滑らかなかかり具合が絶賛されています。
どれを選べばいいか迷う方のために、目的別に最適なモデルを整理しました。あなたの「今欲しい音」がどれかをチェックしてみてください。
目的・用途 | おすすめモデル | 特徴 |
---|---|---|
迷ったらコレ | BOSS BB-1X | 自然な歪みとプリアンプ効果を兼ね備え、バンドでも埋もれにくい |
音がバラつく/前に出ない | BOSS BC-1X / MXR M87 | 定番コンプでアタック感と音量を安定させる |
歪みで存在感を出したい | Darkglass B3K / EHX Bass Big Muff | ジャンルに応じた歪みキャラクターを選べる |
ライン録音・宅録をしたい | Tech21 SansAmp / Aguilar Tone Hammer | プリアンプ機能で直接ミキサー/オーディオインターフェースへ接続OK |
スタジオ品質で録りたい | Origin Effects Cali76 | 1176系コンプレッサーでナチュラルな音圧コントロール |
音作りの幅を広げたい | BOSS GEB-7 / EBS MultiComp | EQやチューブエミュレーションで柔軟なトーン調整が可能 |
筆者もベースを始めたばかりの頃、Amazonで売っている3,000円くらいの中華製エフェクターばかりを使っていました。
ところが、思い切ってTech21のSansAmpを買ったとき、初めて「これが本物か…!」と衝撃を受けました。
低音がしっかりしているのに輪郭がハッキリ出る、しかもライン直で録った音が普通に“使える音”。それまでの数年間、遠回りしていたことに本当に後悔しました。
ベース用エフェクターは、「音を良くするための道具」ではなく、自分のプレイをより伝えるための表現手段です。
音が埋もれる、地味に感じる、録音でショボくなる——そんな悩みは、正しいペダルを選ぶことで一気に解消します。
まずは以下のいずれかからスタートするのが確実です:
最初の1台が、あなたのベース人生を左右します。ぜひこの記事を参考に、後悔のない1台を選んでください。