ギターを始めたばかりの初心者が必ず直面する悩みが、「エフェクターを買いたいけど、どれを買ったらいいのかわからない…」というものです。
そこでこの記事では、ギター歴13年・オルタナティブロックバンドで10年以上活動している筆者が、初心者が最初に揃えるべき「基本の3点セット(チューナー・歪み・空間系)」を徹底解説。
さらに、初心者に特におすすめできるエフェクター5機種も厳選してご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
初心者が最初に買うべきエフェクターには優先順位があります。ここではギター歴13年の筆者が、初心者が失敗しないために絶対に揃えるべき基本の3点セットを解説します。
初心者こそ音程を常に正しく保つことが重要。チューナーは地味ですが、プロでも絶対に外せない必須エフェクターです。
ロック、ブルース、ポップスなどのジャンルで使われる力強いギターサウンドは、歪み系エフェクターがないと再現できません。初心者が最初に買うべき定番中の定番です。
初心者が意外に軽視しがちなのが空間系エフェクターですが、リバーブやディレイを使うことで、ギターサウンドが一気にプロっぽくなります。
「チューナー・歪み系・空間系」の3つは、ギター演奏の基本的な音作りを支える「三種の神器」です。この3点セットさえあれば、初心者でも安定した音作りと本格的なサウンドメイクがすぐに実現できます。
「まずこの3つを買えば、初心者のあなたも安心してスタートできます!」
次の章では、初心者に特におすすめできる具体的なエフェクター5機種を購入リンク付きで詳しくご紹介します。
初心者が最初に買うべきエフェクターは無数にありますが、迷う必要はありません。ここで紹介するプロも認める5つの定番モデルを揃えれば、間違いないサウンドが手に入ります。
全弦同時チューニングが可能な、革命的チューナー。ライブや練習中でも瞬時に音程チェックが完了。これを使えばチューニングのストレスはゼロになります。
初心者におすすめの歪み系ペダル。透明感がありながらも心地よい歪みを生む名機。プロのギタリストも必ず一度は通る、伝説のペダルです。
ロックやパンクを演奏するなら絶対に外せない歪みペダル。鋭くクリアなサウンドが特徴。価格も手頃で初心者に最適。
音に奥行きや豊かな響きを与える空間系エフェクター。TonePrint機能でプロギタリストの設定も使え、初心者でも即戦力のサウンドが手に入ります。
1台でチューナー、歪み、空間系を全てカバーする多機能マルチ。予算が限られている初心者にとって最強の選択肢。
製品名 | タイプ | 価格(目安) | おすすめポイント |
---|---|---|---|
Polytune 3 | チューナー | 約12,000円 | 全弦同時チューニング可能 |
BOSS BD-2 | オーバードライブ | 約12,000円 | 透明感ある自然な歪み |
BOSS DS-1 | ディストーション | 約10,000円 | 力強いロックサウンドに最適 |
Hall of Fame 2 | リバーブ | 約20,000円 | プロ並みの空間表現が可能 |
NUX MG-300 | マルチ | 約25,000円 | コスパ抜群、1台完結型 |
「余計な迷いは不要。この5つから選べば初心者でも安心して最高のスタートが切れます!」
次の章では、初心者がエフェクター選びで失敗しないためのチェックポイントを徹底解説します。
「なんとなくかっこよさそう」で選ぶのは危険。まずは自分が出したい音のイメージを明確にしましょう。歪みが欲しいのか、空間的な響きが欲しいのかで、選ぶべきエフェクターは変わってきます。
つまみが多く複雑なペダルは、最初は戸惑うことも。最初の1台はノブが2~3個で直感的に操作できるモデルを選ぶと失敗しにくいです。
文章やレビューだけでは音の違いはわかりません。購入前に必ず実際の音を動画で確認しましょう。「エフェクター名+demo」で検索すれば多数の試奏動画が見つかります。
価格が安いだけで選ぶのはおすすめしません。むしろ信頼性があり中古でも値崩れしにくい定番モデルを買った方が、結果的に長く使えてコスパも高いです。
最初に複数台そろえる場合は、用途が重複しないようにするのがポイント。たとえば「オーバードライブ」と「ディストーション」を買うなら、それぞれ違うキャラクターを意識しましょう。
「自分が出したい音」と「操作しやすさ」を重視すれば、初心者でもエフェクター選びで失敗しません。
次の章では、初心者が悩みがちな「つなぎ方・順番」について図解を交えてわかりやすく解説します。
エフェクターはつなぐ順番によって音が大きく変わることをご存じですか?初心者でも簡単に理解できるように、基本の接続順を図と一緒にわかりやすく解説します。
ギター → チューナー → 歪み系 → 空間系 → アンプ
以下は、本記事で紹介した3点セットを使った例です。
順番 | エフェクター | 役割 |
---|---|---|
1 | TC Electronic Polytune 3 | 正確なチューニングを行う |
2 | BOSS BD-2 or DS-1 | 歪みを加えて基本の音を作る |
3 | Hall of Fame 2 | 空間的な響きを加えて仕上げる |
エフェクターの順番を整えるだけで、あなたの音はグッとプロに近づきます。
次の章では、「初心者が少ない予算で上手にエフェクターを揃えるコツ」を解説します。
あれもこれも欲しくなりがちですが、まずはチューナー・歪み・空間系の3種類に絞るのが鉄則。これで8割のジャンルに対応可能です。
「とにかく安く揃えたい」という方にはNUX MG-300がおすすめ。チューナー・歪み・空間系がすべて搭載されており、これ1台で練習からライブまで対応可能です。
中古エフェクターは、人気モデルほど値崩れしにくく高コスパです。BOSSやTC Electronic製品なら、品質も安定しており中古でも安心して使えます。
また、SoundhouseやAmazonでは定期的にタイムセールやポイント還元キャンペーンが開催されているので、チェックしておくとお得です。
国内最大級の楽器通販サイトSoundhouseは、購入ごとに1〜3%のポイントが還元されます。何台かまとめて購入すると、次の機材購入時に活用できてお得です。
安物買いの銭失いにならないためには、プロも使う定番モデルを最初に選ぶのが正解。本記事で紹介した5機種はすべて、初心者から上級者まで使える「一生モノ」です。
節約は大事。でも安さだけで選ばず、“長く使えるかどうか”で選びましょう。
正直に言うと、筆者もギターを始めたばかりの頃は、「とにかく安い方がいい」と中華製のノーブランド系エフェクターばかりを使っていました。
「音のツヤが違う」「ピッキングへの反応が自然」「ノイズが少ない」──その違いは明確でした。
それから気づいたんです。安いペダルでずっと妥協していたこと、そして大切な練習時間を“あまり良くない音”で過ごしていたことに。
もちろん、安いペダルにも魅力はあります。でも、長くギターを楽しみたいなら、最初にちゃんとした定番モデルを選ぶ方が結果的に安上がりだと、今は確信しています。
「最初からこの3つを買っておけばよかった」──それが本音です。
初心者の中には「マルチエフェクターだけで十分なのでは?」と考える方も多いはず。実際にメリットとデメリットを整理してみましょう。
1台に複数のエフェクター機能が搭載された便利な機材です。ディストーション、コーラス、リバーブなどがすべて使え、チューナーやアンプシミュレーターまで入っているモデルも多くあります。
【2025年最新版】マルチエフェクターおすすめ10選|初心者・中級者・プロも納得の選び方
「操作に慣れる」「音作りを知る」「予算を抑える」という点で、マルチエフェクターは初心者にとって非常に有効な選択肢です。特にNUX MG-300のようなモデルは、音質も操作性も優秀で、はじめてのマルチに最適です。
「エフェクターを一気に揃えるのが不安なら、まずはマルチで“全体像”を知るのがおすすめです。」
次の章では、エフェクター初心者によくある質問をQ&A形式でまとめています。
初心者ならまずは3つ(チューナー・歪み・空間系)を揃えれば十分です。それだけで練習・バンド・録音まで対応できます。
はい、順番によって音が大きく変わります。基本は「チューナー → 歪み系 → 空間系」。これだけ守れば問題ありません。ただし、意図的に最後に歪みを置くなどするケースもあります。
ほとんどのエフェクターは「9Vアダプター」または「9V電池」で動きます。ただし複数台使う場合は、パワーサプライを使った方が安定します。
いえ、むしろ初心者は定番かつコスパの良いモデル(BOSS、TC Electronic、NUXなど)を選ぶのがベスト。高ければ良いとは限りません。
迷っているなら最初はマルチエフェクターがおすすめ。音作りの全体像を学んだうえで、必要に応じて単体エフェクターに移行するのがスムーズです。
はい。特にマルチエフェクターにはUSB接続できるモデルも多く、DAWと連携して簡単に宅録ができます。NUX MG-300はその代表例です。
Soundhouseのような国内正規販売店が安心です。ポイント還元やサポート体制も整っており、初期不良にも対応してくれます。
不安や疑問があるのは当然。まずは「基本の3点セット」から始めて、使いながら学んでいけば大丈夫です!
いよいよ次の章では、この記事のまとめとして「まず買うべき3点セット」を再確認します。
初心者のエフェクター選びは、情報が多すぎて迷ってしまいがちです。でも実は、「必要なものを、必要な順番で」揃えるだけで、ギターの音は一気に変わります。
この3つがあれば、練習・ライブ・宅録まで幅広く対応できます。迷う必要はありません。
「余計なことは言いません。まずはこの3つ。これが“ギターサウンドの土台”になります。」