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歪みエフェクターおすすめ20選|ディストーションの定番・万能機を比較【2026年版】









エフェクター特化ブログ「ヤツのエフェクター」へようこそ!

最初の1台ならBOSS DS-1、万能ならProCo RAT2、ハイゲインならJHS Angry Charlie V3がおすすめです。

当サイトは、ギター/ベース用エフェクターに特化した専門メディアです。

この記事でわかること

  • ディストーションとは何か、オーバードライブ・ファズとの違い
  • ジャンル別の適性・価格帯・定番度をもとに厳選したディストーション20台
  • ダイオードやクリッピング方式など、音を左右する技術的な選び方の基礎

「最初の1台を探している」「ジャンルに合う歪みを見つけたい」「プロと同じ機材を使ってみたい」。

そんな方に向けた、選びやすく・買いやすいガイドです。

筆者はギター歴13年です。

最終更新日:2026年10月20日

こんな方におすすめ

  • 初めてのディストーションペダルを探している
  • ディストーションとオーバードライブ・ファズの違いを知りたい
  • プロと同じモデルを使ってみたい
  • ジャンルに合ったディストーションを探している
  • 迷わず1台を選べるようになりたい

 
目次 非表示
5 歪みエフェクターおすすめ20選|万能・名機・最強クラスをジャンル別に比較

ディストーションエフェクターとは?|初心者でも分かる基礎知識

ディストーションエフェクターとは

ディストーションエフェクターとは音を強くクリッピング(波形を歪ませる)ペダルです。
パワフルな音圧と明確な輪郭、長いサステインを加えます。
真空管アンプを限界まで鳴らしたような激しい歪みを、手元で再現できます。

ハードクリッピングとは、信号を強く頭打ちにして波形を四角く整える方式です。要点は技術解説セクションにまとめています。

初めてエフェクターを買う方は、初心者おすすめエフェクター5選も参考にしてください。

ディストーションとオーバードライブ・ファズの違い

歪み系ペダルは大きく3種類に分かれます。ディストーションを正しく選ぶために、まずこの違いを理解しておきましょう。

歪みタイプ クリッピング方式 サウンドの特徴 主な用途
ディストーション ハードクリッピング 飽和感が強く、音圧・輪郭・サステインが豊か ハードロック・メタル・グランジ
オーバードライブ ソフトクリッピング 真空管アンプ的な軽い歪み。ピッキングに追従 ブルース・クラシックロック
ファズ 強い飽和(潰し) 爆発的・轟音的。最も過激な歪み サイケ・シューゲイザー・オルタナ

ディストーションは、オーバードライブよりゲイン・飽和・サステインが多いです。

アンプ本来のトーンを大きく作り変えるのが特徴です。

軽い歪みはオーバードライブ、ガッツリ歪むのはディストーション。極端な轟音はファズと覚えましょう。

オーバードライブ20選
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ディストーションの選び方|4つのチェックポイント

次の4点を意識すると、自分に合った1台を絞り込めます。

  • 好きなギタリストの機材:コバーンはDS-1やRATを使ったといわれます。
  • アンプとの組み合わせ:クリーンアンプで主役にするタイプと、歪んだアンプに重ねるタイプがあります。
  • 多機能かシンプルか:3バンドEQ付きは細かく作れますが、3ノブは直感的で初心者向きです。
  • ビルドとリセール:BOSS・MXR・EHXなど定番ブランドは堅牢で、中古でも値が落ちにくい傾向です。

コバーンやグランジの機材は、こちらで解説しています。

カート・コバーン使用エフェクター完全ガイド|機材+代替ペダル7選

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ワンポイント:「ダイオード」や「クリッピング方式」が気になりますか。
記事後半の技術解説セクションで詳しく説明しています。
音の違いの理由を理解すると、製品選びがさらに楽になります。

迷ったらコレ!タイプ別おすすめディストーション3選

「どれが自分に合ってるかわからない…」という方のために、用途別に特に扱いやすい1台を厳選しました。

用途 迷ったらコレ! 理由
初めての1台 BOSS DS-1 低価格・高耐久・直感的。世界中で定番として知られるディストーション
万能型 ProCo RAT2 オーバードライブ的にもファズ的にも振れる。1台で幅広く対応
ハイゲイン JHS Angry Charlie V3 JCM800系のバランス良いハイゲイン。ジャンルを問わず使える

歪みエフェクターおすすめ20選|万能・名機・最強クラスをジャンル別に比較

ここからは実力派ディストーションを20台厳選してご紹介します。

プロアーティストの使用例が知られているモデルを中心に選んでいます。

各モデルのサウンドデモ・特徴・使用ギタリスト・ジャンル適性を解説します。

音を決定づける回路面の特徴にも触れます。

おすすめのディストーション1:BOSS DS-1|鋭くエッジの効いた王道ディストーション

歪みタイプ:ディストーション

BOSS DS-1の登場は1978年です。
世界中で最も広く使われてきた「定番ディストーション」のひとつです。

硬質でエッジの立ったハードクリッピングが特徴です。

単音のリフでもコードでも輪郭がハッキリと際立ちます。

すでに歪んでいるアンプに重ねると、より本領を発揮するタイプです。

3ノブ構成で操作も直感的。
低価格ながらプロも使い続けるほどの完成度で、最初の1台としても安心して選べます。

✍ 筆者の体験談

DS-1は、人生で最初に買ったエフェクターです。敬愛するカート・コバーンが使っていたことで、購入を決めました。踏むだけで気持ちのいい歪みが出て、操作もシンプルです。

BOSSのペダルは踏みやすく、壊れにくいのも魅力でした。ボードがなかった頃は、ギターケースに裸で入れて持ち歩いていました。それでも壊れませんでした。ただ、ノイズやシャリッとした高域が気になる場面はあります。

BOSS DS-1(筆者が使っているもの)

BOSS DS-1を詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。

BOSS DS-1 完全ガイド|使用アーティスト・音作り・代替モデルまで徹底解説

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→ DS-1使用ギタリストまとめはこちら
→ カート・コバーンの使用エフェクター解説
→ BOSS DS-1 完全ガイド(音作り・代替モデルも解説)

使用アーティスト

よく使われるジャンル

  • パンクロック
  • ハードロック
  • グランジ
  • オルタナティブロック

おすすめのディストーション2:BOSS DS-1W(技 Waza Craft)|定番をハイファイに磨き上げた上位機

歪みタイプ:ディストーション

DS-1WはBOSSの技 Waza Craftシリーズの1台です。
定番DS-1をプレミアム仕様に作り直したモデルです。

オリジナルに忠実な「Standard」モードに加え、中域が豊かで太い「Custom」モードを搭載。

標準のDS-1が持つ硬質な切れ味はそのままに、より幅広い音作りに対応します。

DS-1のサウンドは好きだけれど、もう少し音に厚みと選択肢が欲しい。

そんなプレイヤーにとって自然なステップアップ先となる1台です。

→ BOSS DS-1 完全ガイド(DS-1Wとの違いも解説)

よく使われるジャンル

  • ハードロック
  • パンクロック
  • オルタナティブロック

おすすめのディストーション3:ProCo RAT2|鋭さと太さを兼ね備えた万能ディストーション

歪みタイプ:ディストーション

RAT2は、オルタナ・グランジ・パンクの定番として世界中のギタリストに愛されてきた名機です。

鋭くファットな歪みが特徴です。
低ゲインではオーバードライブ的に、高ゲインではファズライクな暴れ方までこなします。
この「オーバードライブとファズの橋渡し」をする性格が魅力です。

最も汎用性の高いディストーションと評されることも多い1台です。

特に注目なのが「Filter」ノブ。

一般的なトーンとは逆方向に効くローパスフィルター形式で、音のザラつきや輪郭を細かく調整可能です。

1台で幅広いジャンルをカバーしたい方に、RAT2は間違いなく選択肢に入ります。

✍ 筆者の体験談

DS-1の次に欲しくなって、買ったのがRAT2です。粒が荒くラフな音が好みで、Filterノブで音色が変わるのも面白かったです。

今はWeedのモディファイ版に落ち着いています。中域の厚みが増して、ピクシーズや初期のマイブラのような荒いアナログ感が出ます。「RATを買えば間違いない」というのは、本当だと思います。

ProCo RAT2
ProCo RAT2 Weedモディファイ版(ファズスイッチ追加)

RAT2の音作りや使用ギタリストは、こちらでまとめています。

ProCo RAT2 レビュー|音作り・セッティング・代替モデルを徹底解説【2026年版】

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【10選】Proco RATを使用するギタリスト・アーティスト!

エフェクター特化ブログ「ヤツのエフェクター」へようこそ。 この記事でわかること ProCo RATを使用する伝説的なギタリスト10選 RAT2・Turbo RAT・You Dirty RATの違いと使 ...

→ RATの使用アーティストまとめはこちら
→ ProCo RAT 完全ガイド(音作り・代替モデルも解説)

使用アーティスト

よく使われるジャンル

  • オルタナティブロック
  • グランジ
  • パンクロック
  • ハードロック
  • インディーロック
  • ガレージロック

おすすめのディストーション4:ProCo Turbo RAT|RATをさらに獰猛にした高ゲイン版

歪みタイプ:ディストーション

Turbo RATはハイゲイン志向のRATファミリーです。

標準のRATよりも歪み量を大きく引き上げています。

クリッピングにLEDを使用することで、標準RATよりも音量・歪み・アタックがより強烈に。

荒々しく前に出るサウンドは、ハードロックやメタル寄りのプレイヤーに好まれます。

「RATのキャラクターは好きだが、もっと激しい歪みが欲しい」というニーズに応える1台。

標準RAT2との違いを理解した上で選ぶと、満足度が高くなります。

→ ProCo RATシリーズの違いを解説した完全ガイド

よく使われるジャンル

  • ハードロック
  • グランジ
  • メタル

おすすめのディストーション5:MXR Distortion+|温かみのある王道ロックサウンドを再現

歪みタイプ:ディストーション

Distortion+はMXRの伝説的ディストーションペダルです。
1970年代のクラシックロックシーンを支えました。

ゲルマニウムダイオードによる柔らかくオーガニックな、ややファズがかった歪みが特徴です。

コードでもソロでも「丸みのある太さ」を演出できます。

トーンコントロールを持たないシンプルな2ノブ構成です(Output / Distortion)。

扱いやすさも魅力です。

中域を持ち上げる"ミッドハンプ"を持つため、バンドの中でギターが埋もれず前に出るのも特徴。

アンプやピッキングにしっかり追従し、表現力にも優れています。

MXR Distortion+の単体解説です。

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MXR Distortion+|クラシックロックの定番ディストーション

使用アーティスト

  • ランディ・ローズ(Ozzy Osbourne)|オジー在籍時のギターソロで太さと粘りを演出
  • ジェリー・ガルシア(Grateful Dead)
  • デイヴ・マーレイ(Iron Maiden)

よく使われるジャンル

  • クラシックロック
  • ハードロック
  • パンク
  • オルタナティブロック

おすすめのディストーション6:JHS Angry Charlie V3|JCM800の咆哮をペダルで完全再現

歪みタイプ:ディストーション(アンプ・イン・ア・ボックス)

Angry Charlie V3は「アンプ・イン・ア・ボックス」です。

Marshall JCM800のハイゲインサウンドをペダルで忠実に再現します。

歪みの量・音圧・中域の押し出しすべてがバランス良好です。
バンドアンサンブルの中でもしっかり抜けるサウンドに設計されています。

3バンドEQを搭載しており、ファットにもタイトにも調整できる柔軟性が魅力。
単なるハイゲインではなく「使える音」を追求したペダルです。

使用アーティスト

  • アンディ・ティモンズ(Angry Charlie系のシグネチャーモデル「AT」の開発に関わる)

よく使われるジャンル

  • ハードロック
  • オルタナティブロック
  • メタル

おすすめのディストーション7:Friedman BE-OD|ブティックハイゲインアンプを足元で

歪みタイプ:ディストーション(アンプ・イン・ア・ボックス)

BE-ODはアンプ・イン・ア・ボックス系ディストーションです。

名門ブティックアンプメーカーFriedmanのBE-100アンプを基にしています。

BE-100のタイトで密度の高いハイゲインサウンドを、コンパクトな筐体で再現。

ローエンドの締まりと、刻んだリフでも崩れない解像度の高さが持ち味です。

モダンハイゲインを求めるロック/メタルプレイヤー向けです。

本格的なアンプサウンドへの近道となる1台です。

よく使われるジャンル

  • モダンハードロック
  • メタル
  • ハイゲインロック全般

おすすめのディストーション8:Marshall Guv'nor|マーシャルアンプの歪みをそのままペダルに

歪みタイプ:ディストーション

Guv'norはマーシャル社自身が手がけたディストーションです。

マーシャルアンプの歪みキャラクターを持っているのが特徴です。

3バンドEQを備えています。
クラシックなブリティッシュロックの歪みから、ハイゲインなリードトーンまで幅広くカバーできるでしょう。
マーシャルアンプを使えない環境でも、あの英国的な歪みの質感を得られます。

ゲイリー・ムーアが使用したことでも知られる存在です。ムーアが使ったのは初代(Mk1)で、現行は復刻版です。

太く粘るリードサウンドを求めるプレイヤーに支持されています。

使用アーティスト

  • ゲイリー・ムーア|太く歌うリードトーンに使用

よく使われるジャンル

  • ブリティッシュロック
  • ハードロック
  • ブルースロック

おすすめのディストーション9:Mesa/Boogie Throttle Box|メサの"爆音系ハイゲイン"を足元で

歪みタイプ:ディストーション

Throttle BoxはMesa/Boogieのハイゲインサウンド専用ペダルです。

販売店では生産終了の表記があります。購入先の在庫を確認してください。

どんなアンプでもあのパワフルな音を再現できます。

ゲインレンジの調整スイッチにより、クラシックハードロックからモダンメタルまで幅広くカバー。

Mesaらしい低域の厚みと攻撃的な質感が、足元のコンパクトな筐体から得られます。

→ ヘヴィメタルで実際に使用されたエフェクター20選はこちら

よく使われるジャンル

おすすめのディストーション10:BOSS HM-2W|"スウェディッシュ・デスメタル"の代名詞

歪みタイプ:ディストーション(ハイゲイン)

HM-2Wは唯一無二のハイゲインディストーションです。

スウェディッシュ・デスメタルのギターサウンドを決定づけました。

オリジナルHM-2を技 Waza Craftで復刻したモデルです。
のこぎりのようにザラついた独特の「チェーンソー」サウンドが最大の特徴です。
EQをすべて全開にする、いわゆる「フルノブ」セッティングが定番の使い方です。

デスメタルだけではありません。

その極端なキャラクターは、スウェディッシュ・デスメタルの音そのものと言われます。

HM-2Wなど、メタル向けの歪みはこちらで比較しています。

メタルエフェクターおすすめ20選|プロが実際に使った歪み・空間系を徹底解説

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使用アーティスト

よく使われるジャンル

  • デスメタル
  • ハードコア
  • オルタナティブロック

おすすめのディストーション11:MXR M116 Fullbore Metal|ノイズゲート内蔵のメタル特化型

歪みタイプ:ディストーション(メタル特化)

M116 Fullboreは高機能ハイゲインディストーションです。

メタルプレイヤーに必要な機能を1台に凝縮しています。

3バンドEQに加え、中域を一気にカットする「Scoop」スイッチを搭載しているのが特徴です。
音と音の間のノイズを抑える内蔵ノイズゲートも備えます。
メタルに欠かせない要素を、別途ペダルを足さずに完結できるのが強みでしょう。

ハイゲイン環境ではノイズ処理が音のタイトさを左右します。
1台でメタルの音作りを完結させたいプレイヤーにとって、実戦的な選択肢です。

ハイゲインのノイズ対策は、ノイズゲートの記事が参考になります。

ノイズゲートおすすめ10選 アイキャッチ
ノイズゲートおすすめ10選|ハイゲイン・宅録のノイズを消す定番モデルを徹底比較

エフェクター特化ブログ「ヤツのエフェクター」へようこそ! タイプ別おすすめ4選 BOSS NS-2:まず失敗しない万能型。センド/リターン付きで1台目に最適 iSP Decimator II G St ...

→ メタル向けエフェクター20選もチェック

よく使われるジャンル

  • ヘヴィメタル
  • モダンメタル
  • スラッシュメタル

おすすめのディストーション12:TC Electronic Dark Matter|コスパに優れた実力派

歪みタイプ:ディストーション

Dark Matterはコストパフォーマンスモデルです。

手頃な価格ながら本格的なディストーションサウンドが得られます。

2バンドEQと、歪みのキャラクターを切り替える「Voice」スイッチを搭載。
クラシックなクランチから、現代的なハイゲインまで1台で対応します。

「最初の本格ディストーション」として選ばれてきました。

販売店では生産終了の表記があります。購入先の在庫を確認してください。

サブのペダルとしても有効です。

低予算でも妥協したくないプレイヤーに向く1台です。

よく使われるジャンル

  • ロック
  • ハードロック
  • オルタナティブロック

おすすめのディストーション13:Suhr Riot|チューブアンプ的な質感を持つハイゲイン

歪みタイプ:ディストーション

Riotはハイクオリティなハイゲインディストーションです。

真空管アンプのような自然な質感と弾き心地を備えます。

ハイゲインながら音が潰れすぎず、コードの分離感とピッキングへの追従性が高いのが特徴。
3ポジションのボイシングスイッチで、音のキャラクターを切り替えられます。

「ハイゲインだが弾いていて気持ちいい」という、相反しがちな要素を両立した1台。

ロックからメタルまで、質感にこだわるプレイヤーに支持されています。

よく使われるジャンル

  • ハードロック
  • モダンロック
  • メタル

おすすめのディストーション14:Big Muff Pi|ファズとディストーションの境界に立つ轟音の象徴

歪みタイプ:ファズ/ディストーション

Big Muff Piは歪みペダルの代表格です。
1969年の登場以来、ロック史に名を刻んできました。

ファズに分類されることが多いペダルです。

それでもディストーションとして十分機能するのがBig Muffの懐の深さです。

厚く滑らかに伸びるサステインと、空間を埋め尽くす轟音が最大の魅力です。

ディストーション的な「壁」を作りたいときにも有力な選択肢になります。

ヴィンテージ系ロックだけではありません。

シューゲイザーやオルタナなど、現代でも最前線で使われ続ける「永遠のクラシック」です。

✍ 筆者の体験談

歪みを抜きにしても、一番好きなエフェクターかもしれません。

それくらい深いペダルです。

友人から安く譲り受けたBig Muff Piが、最初に持ったBig Muffでした。

デカくてエフェクターボードを圧迫します。

それでもこの筐体のMuffが一番いい音を出してくれる気がして、しばらく手放せませんでした。

いろいろ試した結果、今はRams Headに落ち着いています。

入れ替えが多いボードの中でも、Rams Headはいつも中核を担っています。

Electro-Harmonix Big Muff Pi(筆者が以前使っていた一代目)
Electro-Harmonix Ram's Head Big Muff Pi(筆者所有)

Big Muffの使い方と愛用ギタリストは、こちらです。

Electro-Harmonix Big Muff Pi 完全ガイド|使用アーティスト・音作り・代替モデルまで徹底解説

エフェクター特化ブログ『ヤツのエフェクター』へようこそ。 Electro-Harmonix Big Muff Piとは?──歴史と基本スペック https://www.youtube.com/watc ...

【10選】伝説のファズサウンド!Big Muffを愛用するギタリスト

    この記事はこんな人にオススメです! ・Big Muffサウンドが好きな人 ・轟音ギターが好きな人 ・ファズサウンドが好きな人 ・オルタナロックが好きな人   エフ ...

→ Big Muff使用アーティストまとめはこちら
→ Big Muff Pi 完全ガイド
→ ファズエフェクターおすすめ20選はこちら

使用アーティスト

よく使われるジャンル

おすすめのディストーション15:BOSS MT-2 Metal Zone|極限のハイゲインと3バンドEQ

歪みタイプ:ディストーション(ハイゲイン)

MT-2 Metal Zoneはメタル定番ディストーションです。

BOSSのロングセラーで、極端なハイゲインと強力なEQを備えます。

中域に2つのつまみを持つ3バンドEQが非常に強力で、音の輪郭を細部まで作り込めるのが最大の特徴。

深い飽和感と相まって、メタルの分厚いリフからリードまで対応します。

キャラクターが強いペダルのため好みは分かれますが、EQを丁寧に追い込めば化ける1台。

長年メタルプレイヤーの入り口であり続けてきた理由がここにあります。

よく使われるジャンル

  • ヘヴィメタル
  • ハードロック
  • モダンメタル

おすすめのディストーション16:Wampler Dracarys|タイトで現代的なハイゲイン

歪みタイプ:ディストーション(モダンハイゲイン)

Dracarysはタイトで密度の高いハイゲインディストーションです。

モダンメタルやジェントを見据えて設計されました。

ローエンドが膨らまず、速いリフを刻んでも輪郭が崩れない解像度の高さが特徴。
3バンドEQに加え、歪みの質感を変えるトグルスイッチを備えます。
現代的なメタルサウンドを細かく追い込めます。

Friedman BE-ODと並ぶモダンハイゲイン枠です。

より攻撃的でメタル寄りのサウンドを求めるプレイヤーに向きます。

よく使われるジャンル

  • モダンメタル
  • ジェント
  • プログレッシブメタル

おすすめのディストーション17:Walrus Audio Iron Horse|シリコン/LEDのブレンドノブを備えたディストーション

歪みタイプ:ディストーション

Iron Horseは現代的に再構築されたディストーションです。

ProCo RAT系の系譜を受け継いでいます。

現行のV3は、クリッピングの質感を調整できるのが特徴です。

シリコンとLEDのクリッピングをブレンドするノブを備えます。旧版は切り替え式でした。

荒く締まった音から音量とダイナミクスを稼ぐ音まで、1台で大きく振れます。

RAT系の太く粗い質感が好きな方へ。

もう少し選択肢の幅が欲しいというプレイヤーにとって有力な候補です。

→ ProCo RATとの違いも気になる方はこちら

よく使われるジャンル

  • オルタナティブロック
  • ハードロック
  • インディーロック

おすすめのディストーション18:BOSS MD-2 Mega Distortion|低域を増強する極限ハイゲイン

歪みタイプ:ディストーション(ハイゲイン)

MD-2はハイゲイン特化のディストーションです。

BOSSのコンパクトシリーズの中でも特に深い飽和感を持ちます。

MT-2・HM-2Wと並ぶBOSSのメタル系ラインのひとつです。
低域を増強する「TONE/BOTTOM」つまみを備えるのが個性です。
ダウンチューニングでも痩せない、分厚いリフサウンドを作れます。

強烈なゲインと低域の押し出しで、モダンな重低音メタルを足元で完結させたいプレイヤーに向きます。

よく使われるジャンル

  • ヘヴィメタル
  • モダンメタル
  • ハードコア

おすすめのディストーション19:ZVEX Box of Rock|マーシャル系の歪みとブーストを1台に

歪みタイプ:ディストーション+ブースト(アンプ・イン・ア・ボックス)

Box of Rockはブティックペダルです。

Marshall JTM45系の歪みに、独立したブースト回路を組み合わせました。

クラシックなブリティッシュロックの歪みが核です。
ブーストを踏み足すことでソロ向けの音量と太さを稼げる2段構えの設計です。
リズムとリードを1台で切り替えられます。

Marshall Guv'norとは異なるアプローチのブリティッシュ系です。

ヴィンテージ寄りの質感とブティックならではの作り込みを求める方に支持されています。

よく使われるジャンル

  • クラシックロック
  • ブリティッシュロック
  • ハードロック

おすすめのディストーション20:Revv G3|モダンメタルで定番化したハイゲインペダル

歪みタイプ:ディストーション(モダンハイゲイン)

G3はRevvアンプの人気チャンネルをペダル化したモデルです。

近年モダンメタルシーンで定番化したハイゲインディストーションです。

アグレッシブで密度の高い歪みと、刻みの解像度の高さが持ち味。
3バンドEQとアグレッション切替を備え、現代的なメタルサウンドを的確に作り込めます。

プロのレコーディングやライブでの使用例も多い1台です。
「いま現場で使われているモダンハイゲイン」を1台で押さえたい方に向きます。

→ メタル向けエフェクター20選もチェック

よく使われるジャンル

  • モダンメタル
  • ジェント
  • プログレッシブメタル

ディストーションの音を決める3つの要素

20台の音が違うのは、回路の部品が違うからです。要点だけまとめます。

  • クリッピング方式:ディストーションは波形を強く頭打ちにする「ハードクリッピング」です。オーバードライブは、なだらかに整える「ソフトクリッピング」になります。
  • ダイオード:シリコンはシャープで攻撃的な音になり、RATが代表です。ゲルマニウムは柔らかく、MXR Distortion+が代表です。
  • ミッドハンプ:中域を持ち上げる設計で、バンドの中でギターが埋もれにくくなります。

予算別おすすめディストーション|価格帯で選ぶ完全ガイド

「予算はどれくらい用意すればいい?」という疑問に答えるため、価格帯別のおすすめモデルと選び方の目安をまとめました。

予算 おすすめモデル こんな人に
手頃な価格帯 BOSS DS-1 初めてのディストーション。とにかく試してみたい初心者に
中間の価格帯 ProCo RAT2 / MXR Distortion+ / BOSS MT-2 / BOSS MD-2 定番名機を手に入れたい。本格的に音作りを始めたい人に
やや高めの価格帯 BOSS DS-1W / ProCo Turbo RAT / Marshall Guv'nor / Walrus Audio Iron Horse 定番からのステップアップ。音に厚みと選択肢が欲しい中級者に
高価格帯 JHS Angry Charlie V3 / Friedman BE-OD / Suhr Riot / Wampler Dracarys / Revv G3 / ZVEX Box of Rock プロクオリティを求めるギタリスト。アンプ的な質感を追求したい上級者に

ジャンル別セッティング例|DS-1・RAT2の音作り

「買ったはいいけど、どこからノブを回せばいいかわからない」。

そんな方のためにジャンル別のセッティング目安を紹介します。

BOSS DS-1 のセッティング例

ジャンル DIST TONE LEVEL ポイント
グランジ・パンク 13〜15時 11〜12時 12時 サビで踏む用。ゲインを上げめにするとバッと広がる感覚が出る
オルタナ・インディー 10〜12時 10〜11時 12時 ゲイン控えめでToneを下げるとエッジが丸くなりオルタナらしいザラつきに
ハードロック 14〜16時 13〜14時 12時 Toneを上げてエッジを際立たせると単音リフが前に出る

ProCo RAT2 のセッティング例

ジャンル DISTORTION FILTER VOLUME ポイント
オルタナ・グランジ 9〜11時 2〜3時 12時 ゲインを上げすぎずFilterを少し開けるとジャキジャキした芯が出る
ハードロック 13〜15時 12〜14時 12時 ゲイン多めでFilterを開放気味にすると輪郭のあるパワフルなサウンドに
リードソロ 14〜16時 10〜12時 1〜2時 Volumeを上げてブースト気味に。Filterを絞ると太く歌うトーンに


音作りのコツ:上記の数値はあくまで目安です。
アンプの種類・ギターのピックアップ・部屋の環境によって最適なセッティングは変わります。
まずこの数値を起点にして、耳で判断しながら少しずつ動かしてみるのがおすすめです。

→ BOSS DS-1の詳細な音作り解説はこちら
→ RAT2の詳細な音作り解説はこちら

まとめ表|最初の1台・万能・ハイゲインならこの3台

ここまで20台のディストーションを紹介してきました。
「正直どれが自分に合ってるのかわからない…」という方も多いはずです。

そんな方のために厳選しました。

扱いやすさ・完成度・汎用性を踏まえた用途別「まず試してほしい1台」です。

用途 迷ったらコレ! 理由
初めての1台 BOSS DS-1 低価格・高耐久・直感的。筆者が人生で最初に買った定番ディストーション。
万能型 ProCo RAT2 オルタナ〜グランジ〜ハードロックまで1台でカバー。筆者も長く愛用してきました(いまはWeed改造版)。
ハイゲイン JHS Angry Charlie V3 JCM800系のバランス良いハイゲイン。バンドで抜ける「使える音」。

この3台は、「初めてのディストーション」にも「エフェクトボードの軸」にもなる鉄板モデルです。迷ったら、ぜひこの中から選んでみてください。

ディストーションエフェクターに関するよくある質問(FAQ)

まとめ|ディストーションは"あなたの音"を決めるペダル

ディストーションはとても奥深いアイテムです。

ジャンル・演奏スタイル・機材環境によって「ベストな1台」が変わります。

今回紹介した20台は、定番として評価されている実力派ばかり。
筆者自身も、DS-1やRAT2、Big Muffを実際に所有・使用してきました。

この記事のまとめ

  • ディストーションは「ハードクリッピング」で強く歪ませる歪みタイプ
  • 初めての1台はBOSS DS-1が安心。万能型ならProCo RAT2
  • ハイゲイン・メタル系ならJHS Angry Charlie V3・BOSS MT-2・HM-2W
  • モダンなアンプ系の質感ならFriedman BE-OD・Suhr Riot
  • 音の違いはダイオード(ゲルマニウム/シリコン)やクリッピング方式で決まる

この中から気になるモデルがあれば、ぜひ実際に試してみてください。
あなたの音楽が変わる1台に出会えるかもしれません。

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  • この記事を書いた人

Ryo

エフェクター歴13年のギタリストが、歪み・空間系からマルチエフェクターまで、機種別レビュー、使用アーティストの機材、選び方を解説するエフェクター専門ブログ。

-オルタナティブ・実験系ギタリスト, グランジ系ギタリスト, シューゲイザー系ギタリスト, ジャンル別ギタリスト機材, ブルース・クラシック系ギタリスト, メタル系ギタリスト, 歪み系