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メタルエフェクターおすすめ20選|プロが実際に使った歪み・空間系を徹底解説

メタルエフェクターおすすめ20選|プロが実際に使った歪み・空間系を徹底解説

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1 メタルエフェクターおすすめ20選|プロが実際に使った歪み・空間系を徹底解説

エフェクター特化ブログ「ヤツのエフェクター」へようこそ。

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メタルの音作りで最初に気づいたのは、「ハイゲインにすればメタルになる」という思い込みが間違いだということ。プロの音を研究すると、歪みはむしろ抑えめだ。ノイズゲートとEQで「タイト感」を作っているケースが多い。この記事はその視点で整理している。

この記事でわかること

  • 伝説的なメタルギタリストが実際に使用したエフェクター20選
  • スラッシュ・デス・ドゥーム・モダンメタル別の音作りの違い
  • ノイズゲートとEQがメタルサウンドに不可欠な理由
  • 予算別・ジャンル別のおすすめ機材構成

先に結論:ジャンル別の最短構成

  • スラッシュメタル → DS-1 or RAT + NS-2(ノイズゲート)+ TS9(ブースト)
  • モダンメタル → EVH 5150 or Diezel VH4 + Decimator II + MXR 10-Band EQ
  • ドゥーム・スラッジ → Big Muff + Phase 90 + リバーブ深め
  • メタルコア → KSR Ceres or AMT R2 + Decimator II + Kemper/HX Stomp

メタルの音作りは「歪み量」より「タイト感」で決まる

メタルのギターサウンドを再現しようとして、最初にゲインを上げすぎる人は多い。だが実際のプロの音を聞き込むと、印象は変わる。歪みは思ったより抑えめで、ノイズゲートとEQでタイト感を作っていることに気づくはずだ。

メタルの音作りには3つの要素がある。

  • ① 歪み(壁の素材):ハイゲインペダルまたはアンプのゲインチャンネル。ジャンルによって特性が全く異なる。
  • ② ノイズゲート(タイト感):ハイゲイン環境でのノイズカット。これがないとアマチュア感が出る。
  • ③ EQ/ブースター(整形):歪みの前後に置いて、音の重心と抜けを調整する。
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ノイズゲートを導入する前は、音が「ズワー」と鳴り続けてリフのキレが出なかった。NS-2を足した瞬間に、リフが「ズン」と止まるようになった。音が一気にプロっぽくなったのを覚えている。メタルにおいてノイズゲートは飾りじゃなく必需品だと実感している。

ジャンル別セッティングガイド

ジャンル 歪みのキャラクター 代表ペダル セッティングのポイント
スラッシュメタル タイトでミッドが抜ける DS-1・RAT・TS9(ブースト) Distortion控えめ・NS-2必須
デスメタル 重く低域が太い EVH 5150・Mesa Throttle Box ローチューニング対応・EQ強め
ドゥーム・スラッジ 重く歪み、サステイン長い Big Muff・Phase 90 ゲイン控えめ・リバーブ深め
モダンメタル・メタルコア タイトで輪郭がシャープ Diezel VH4・KSR Ceres Decimator II必須・EQで整形

ディストーション/オーバードライブ系

1. BOSS DS-1|スラッシュメタルの原点

スティーブ・ヴァイも愛用する定番ディストーション。ハイゲインペダルではない。だがミッドレンジの抜けとコードの分離感がスラッシュメタルのリフに最適だ。

ノブ スラッシュメタル向け設定
Level MAX
Tone 12時〜1時
Distortion MAX


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2. Ibanez Tube Screamer TS9|ブースターとして最強

ザック・ワイルド、カーク・ハメットが愛用。メタルでの正解は、単体で歪ませる使い方ではない。アンプやハイゲインペダルの前段に置いてミッドをブーストするのが基本だ。Driveを絞り、Levelを上げる設定で使う。

ノブ ブースター設定
Drive 9時(絞る)
Tone 12時
Level 2時〜MAX

3. ProCo RAT 2|タイトな粗さが出る定番

ジェイムズ・ヘットフィールド(初期)、ナイン・インチ・ネイルズが使用。Filterノブで高域の荒さを調整できる。そのためローファイな粗さとタイト感を両立できるのが強みだ。TS9との組み合わせで、初期Metallicaのリフが再現しやすい。

ノブ メタル向け設定
Distortion 2時
Filter 11時
Volume 1時
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RATはメタルのイメージが薄いかもしれない。だが初期Metallicaのヘットフィールドが使っていたのは有名な話だ。実際に弾いてみると、TS9でブーストした前段のRATが「Master of Puppets」のリフの質感に近い。ハイゲインペダルより中域が残るので、バンドの中で埋もれにくい。


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4. MXR M75 Super Badass Distortion|幅広いゲインレンジ

多数のメタル系ギタリストが愛用。3バンドEQを搭載している。ローゲインのクランチからハイゲインのリードまで1台で対応できる汎用性が強みだ。

5. Mesa Boogie Throttle Box EQ|デスメタルの低域を再現

モダンメタル系ギタリストが愛用。Mesaらしい厚みと重い低域を再現するペダルだ。EQセクションが非常に強力で、ダウンチューニングの低域処理にも強い。

メタル専用ハイゲインペダル

6. AMT Electronics R2|Mesa Rectifier系を再現

Mesa Rectifier系のサウンドを再現するプリアンプタイプ。ロシア・東欧圏のメタルプレイヤーを中心に支持されている。アンプの前段に置くことで、本格的なデスメタルサウンドを作れる。

7. Diezel VH4 Pedal|メタルコアの定番ハイゲイン

DiezelアンプのChannel 3をペダル化。タイトで攻撃的なサウンドはメタルコア系バンドに特に人気だ。Decimator IIとの組み合わせが、ライブの定番構成になっている。

8. EVH 5150 Overdrive|ブラウンサウンドをペダルで

エディ・ヴァン・ヘイレンの5150アンプのディストーション回路をペダル化。「ブラウンサウンド」と呼ばれるヴァン・ヘイレン特有の歪みを手軽に再現できる。

9. Fortin Grind|ローエンドを締めるブースター

ブースターながら極めて鋭利なアタック感を持つ。ローエンドを締める効果が高く、ダウンチューニングのリフに踏むだけで締まりが出る。モダンメタルのボーダーを追い込むプロに愛用されている。

10. KSR Ceres|3チャンネルのハイエンドプリアンプ

3チャンネル仕様で、クリーン・クランチ・リードを1台で管理できる。ハイエンド志向のモダンメタルプレイヤーに人気だ。反応の速さと音の立ち上がりがプロ水準にある。

ノイズゲート/サプレッサー系|メタルに不可欠な理由

ハイゲイン環境では、ギターのノイズが増幅される。ノイズゲートはそのノイズをカットするだけではない。リフのアタックとリリースを整形して「タイト感」を生み出すツールでもある。メタルでノイズゲートを使わないのは、プロの現場ではほぼない。

11. ISP Decimator II|サステインを殺さずノイズをカット

ランディ・ローズ系プレイヤー、現代メタルバンドが愛用。サステインを損なわずにノイズをカットできる点が他社製品との差別化になっている。Threshold設定を追い込むと、リフのキレが劇的に改善する。

12. BOSS NS-2|ループ機能付きで歪みをまとめて処理

多くのプロ・アマギタリストが愛用する定番ノイズサプレッサー。ループ機能を使って歪み系ペダルだけをまとめてノイズ処理できる点が強力だ。初心者にも扱いやすい。

モジュレーション/空間系

13. TC Electronic Corona Chorus|ソロに深みを加える

ジョン・ペトルーシが愛用。TonePrintでサウンドを拡張できる多機能コーラスだ。メタルではリードソロにうっすらかけて音に広がりを足す使い方が主流になっている。

14. Electro-Harmonix Electric Mistress|フランジャーとコーラスのハイブリッド

アレックス・ライフソン(Rush)が愛用。フランジャーとコーラスのハイブリッドだ。プログレッシブメタルやハードロックのリードに独特の金属的な揺れを加える。

15. MXR Phase 90|ドゥーム・ハードロックに不可欠なフェイザー

エディ・ヴァン・ヘイレンが愛用した定番フェイザー。ファズやディストーションとの相性が良い。ソロに有機的な揺れと深みを加えるのが持ち味だ。ドゥームメタル系では常時ONで使うことも多い。

16. Eventide H9|プロデューサー系の最上位マルチエフェクター

Steve Vai、Eddie Van Halenらトップアーティストのサウンドを再現可能。アプリ連携でアルゴリズムを追加購入できる。拡張型のハイエンドマルチエフェクターだ。

EQ/ブースター系|メタルの音を整形する

EQはエフェクターの中でも地味な存在に見える。だがメタルの音作りではEQの使い方が音のプロ感を大きく左右する。歪みの前段に置いてキャラクターを変えるか、後段に置いてミックスの中での抜けを調整するか。目的に応じて使い分ける。

17. MXR 10-Band EQ|周波数ごとの細かな補正

ジェイク・E・リーなどが愛用。10バンドで細かく周波数を調整できる。ライブ会場の音響特性に合わせた補正にも対応できる。メタルでは400Hz〜800HzのミッドをカットしてVシェイプにするのが定番だ。

18. TC Electronic Spark Booster|ソロの音量を稼ぐ

クリーンブーストからミッド強調まで対応。ソロで一瞬だけ音量と存在感を上げるために使う。TS9と役割が似ているが、よりクリーンな音量増加が必要な場面に向いている。

アンプシミュレーター/プリアンプ系

19. Line 6 HX Stomp|現代メタルの最短ルート

高品質アンプモデリングとエフェクト群を1台に内蔵。ライブとレコーディングの両方を1台で完結できる現代的な解決策だ。メタル系のアンプモデルも豊富で、Decimator IIの代わりにノイズゲートも内蔵している。

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HX Stompを使い始めてから、ペダルボードの重さが半分になった。メタルの音作りでいちばん驚いたのは、アンプモデリングの精度だ。Mesa RectifierのモデルをHX Stompで呼び出して、フロアモニターで鳴らしたとき「これで十分だ」と思った。コンパクトなのに音が妥協なしというのは、実機を使ってみないと分からない感覚だ。

20. Kemper Profiler Stage|実機アンプを持ち運ぶ

世界中のトップメタルバンドが使用。実機アンプを忠実にプロファイリングし、ライブで再現できる。「本物のMesa Rectifierの音をステージで出したい」という目的には最終解答となる機材だ。

まとめ|メタルの音作りは「歪み+ノイズゲート+EQ」の3点セット

ジャンル別おすすめ構成まとめ

  • スラッシュメタル入門:DS-1 + NS-2(予算2万円以内)
  • スラッシュメタル本格:RAT + TS9(ブースト)+ Decimator II(予算4万円)
  • モダンメタル:EVH 5150 or Diezel VH4 + Decimator II + MXR 10-Band EQ(予算8万円)
  • 1台完結:HX Stomp(予算8万円)or Kemper Profiler Stage(予算23万円)

メタルのエフェクターは機材の数では決まらない。「歪み・ノイズゲート・EQ」の3点をどう組み合わせるかで音が決まる。高価な機材を揃える前に、まずDS-1とNS-2の2台でリフのタイト感を追求することをおすすめする。

出典・参考資料:


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  • この記事を書いた人

Ryo

社会人として働くかたわら、週末はオルタナティブロックバンドでギターを担当しています。My Bloody Valentine、Radiohead、Oasisに影響を受け、シューゲイザーを中心に活動。エフェクターの沼にどっぷりはまって13年が経ちました。 このブログ「ヤツのエフェクター」では、自分が実際に使った機材はリアルな体験をもとに、アーティストの機材情報は一次情報・信頼できる出典に基づいて書くことをモットーにしています。確定情報と推測は明確に区別し、スペックのコピペにならないよう心がけています。

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