今回は歴代の名機から最新モデルまで20種類を徹底解説。
各モデルの特徴・爆発力・変態度を評価します。
筆者が実際に使ってきたペダルは、体験談もあわせて伝えます。
この記事の目次
ファズ20選 早見表
| # | モデル | こんな人に |
|---|---|---|
| 1 | Electro-Harmonix Big Muff Pi | 90年代オルタナ・グランジの分厚い壁サウンドを足元で再現したい人 |
| 2 | ZVEX Fuzz Factory | 発振や暴れる音を含む、実験的・変態的なファズサウンドが欲しい人 |
| 3 | Fuzz Face(Dallas Arbiter/Dunlop) | ジミヘン直系のビンテージファズで、ボリューム操作の表現力を活かしたい人 |
| 4 | Wren and Cuff Tri Pie 70 | 70年代ビッグマフの濃密な壁サウンドが好きな人 |
| 5 | Death By Audio Fuzz War | ノイズロックや実験音楽で、圧倒的な破壊力が欲しい人 |
| 6 | Dunlop Jimi Hendrix Fuzz Face Mini | ジミヘン系のクラシックトーンを、省スペース・現代的な使い勝手で使いたい人 |
| 7 | EarthQuaker Devices Hoof Fuzz | バンドアンサンブルで埋もれない、ミッドの効いたファズが欲しい人 |
| 8 | Way Huge Swollen Pickle | ヘヴィなリフを支える、低域強めのビッグマフ系が欲しい人 |
| 9 | Boss FZ-5 | 1台で複数のビンテージファズを切り替えて使いたい人 |
| 10 | Behringer SF300 Super Fuzz | 手頃な価格でまずファズを体験してみたい初心者・コスパ重視派 |
| 11 | Fulltone '69 MKII | ゲルマニウムの暖かいビンテージブルーストーンが欲しい人 |
| 12 | Zvex Woolly Mammoth | 極太の低域とノイズが効いた変態サウンドが欲しい人 |
| 13 | EHX Green Russian Big Muff | グランジ・オルタナ向けの、中低域が太いビッグマフが欲しい人 |
| 14 | Black Arts Toneworks Pharaoh Fuzz | スタックアンプと合わせる、ヘヴィロック・ドゥーム向けの高機能ファズが欲しい人 |
| 15 | Keeley Fuzz Bender | クリアさを保ったままゲインを稼げる、ハイブリッドファズが欲しい人 |
| 16 | JHS Muffuletta | 歴代Big Muffを1台で切り替えたい、ビッグマフマニア |
| 17 | Wampler Velvet Fuzz | ファズとディストーションを1台で切り替えたい人 |
| 18 | Catalinbread Karma Suture | 倍音豊かで艶のあるハーモニックファズが欲しい人 |
| 19 | Spaceman Effects Sputnik III | ゲルマニウムの暴れ感とビンテージ感を求める、ハイエンド派 |
| 20 | Fender Shields Blender | シューゲイズの轟音・飛び道具サウンドが欲しい人 |
ファズエフェクターとは?
ファズはオーバードライブやディストーションとは別物の歪みです。
波形を激しく歪ませることで、独特なサウンドが生まれます。
その音圧と粗さは、ギタリストの激しさやエモーショナルな一面を引き出してくれます。
特にローファイなトーンや長く続くサステイン。
他の歪み系エフェクターにはない魅力です。
ファズには大きく2種類のトランジスタが使われています。
ゲルマニウムは温かみがあり、ボリュームへの追従性が高いのが特徴です。
ビンテージなブルース・クラシックロックに最適です。
シリコンはより攻撃的でタイトなサウンドです。
グランジやシューゲイザーに向いています。
ファズエフェクターの歴史
ファズの音は1961年、レコーディング中の機材の故障で偶然生まれたと言われています。1962年には、Maestro FZ-1として製品化されました。1965年、Keith Richardsが「Satisfaction」で使用し知名度が広がりました。1967年にジミ・ヘンドリックスがFuzz Faceで世界を驚かせ、さらに普及が進みました。1969年にはEHX Big Muffが登場し、ファズの代名詞的存在に。一度は人気が落ちましたが、90年代に再ブームが来ます。グランジ・シューゲイザーサウンドで火を付けたバンドがいます。
Nirvana・Smashing Pumpkins。
そしてMy Bloody Valentineです。
世界中のギタリストを再びファズ沼に引きずり込みました。
ファズエフェクターの選び方
① サウンドキャラクターで選ぶ
ファズには大きく3つの方向性があります。
ビンテージ系(Fuzz Face、Tone Benderなど)はボリューム追従性が高いです。
表現力も豊かです。
モダン/ハイゲイン系(Big Muffなど)は分厚い壁サウンドに強い。
変態系(Fuzz Factoryなど)は発振やノイズ込みの、実験的なサウンドを楽しめます。
② ジャンルで選ぶ
ジャンル別おすすめ早見表
- ブルース・クラシックロック → Fuzz Face、Fuzz Face Mini
- グランジ・オルタナ → Big Muff Pi、Green Russian Big Muff
- シューゲイザー → Shields Blender、Big Muff
- 実験・ノイズ → Fuzz Factory、Death By Audio Fuzz War
- コスパ重視・初心者 → Behringer SF300、Boss FZ-5
③ 予算で選ぶ
予算別おすすめ
- 入門(手頃な価格):Behringer SF300(まず試してみたい方に)
- 中間の価格帯:Big Muff Pi/Dunlop Fuzz Face Mini/Boss FZ-5
- やや高めの価格帯:Fuzz Factory/EQD Hoof/JHS Muffuletta/Shields Blender
- 高価格帯:Analogman Sunface
- 同:Spaceman Sputnik III
ファズエフェクターおすすめ20選
以下の20選では、オススメ度・爆発力・変態度を★5段階で評価します。
1. Electro-Harmonix Big Muff Pi
こんな人におすすめ: 90年代オルタナ・グランジの分厚い壁サウンドを足元で再現したい人
サウンドの特徴
ビッグマフは分厚く粘りのあるディストーションが特徴。
サステインが長く、激しいリードや分厚いリフに最適です。
爆発力はまさにファズ界の王者と言える存在。
ジャック・ホワイトやビリー・コーガンが愛用していることでも有名です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★★★
- 変態度:★★☆☆☆

使用ギタリスト
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2. ZVEX Fuzz Factory
こんな人におすすめ: 発振や暴れる音を含む、実験的・変態的なファズサウンドが欲しい人
サウンドの特徴
Fuzz Factoryは極端なゲインとノイズが特徴のハイゲインファズ。
発振や暴れるようなサウンドが持ち味で、まさに「変態ファズ」として有名です。
オススメ度はやや分かれますが、その独創性に魅了されるプレイヤーも多くいます。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★☆☆
- 爆発力:★★★★☆
- 変態度:★★★★★
使用ギタリスト
- ジョン・フルシアンテ(Red Hot Chili Peppers)
- マシュー・ベラミー(Muse)
3. Fuzz Face(Dallas Arbiter/Dunlop)
こんな人におすすめ: ジミヘン直系のビンテージファズで、ボリューム操作の表現力を活かしたい人
サウンドの特徴
Fuzz Faceは、ジミ・ヘンドリックスが愛用したことで有名なクラシックファズ。
丸みを帯びたサチュレーションが心地よく、ギターのボリューム操作で多彩な表現が可能です。
ビンテージサウンドを求めるなら、これ一択と言える名機です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★★
- 爆発力:★★★☆☆
- 変態度:★★☆☆☆
使用ギタリスト
- ジミ・ヘンドリックス
- デヴィッド・ギルモア(Pink Floyd)
4. Wren and Cuff Tri Pie 70
こんな人におすすめ: 70年代ビッグマフの濃密な壁サウンドが好きな人
サウンドの特徴
Tri Pie 70は、1970年頃のトライアングル期ビッグマフを再現したハイゲインファズ。
濃密で分厚い音圧が特徴です。
特にリードプレイでの抜けが良く、壁のようなサウンドを作り出します。
粘り強いトーンが好きな方におすすめです。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★★☆
- 変態度:★★★☆☆
5. Death By Audio Fuzz War
こんな人におすすめ: ノイズロックや実験音楽で、圧倒的な破壊力が欲しい人
サウンドの特徴
Fuzz Warは、圧倒的な破壊力を誇るハイゲインファズ。
激烈なディストーションサウンドが特徴で、ノイズロックや実験音楽シーンで重宝されています。
音の壁を作り出すには、もってこいの一台です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★☆☆
- 爆発力:★★★★★
- 変態度:★★★★☆
使用ギタリスト
- オリヴァー・アッカーマン(A Place to Bury Strangers)
6. Dunlop Jimi Hendrix Fuzz Face Mini
こんな人におすすめ: ジミヘン系のクラシックトーンを、省スペース・現代的な使い勝手で使いたい人
サウンドの特徴
ジミ・ヘンドリックスのシグネチャーモデル。
クラシックなビンテージトーンを手軽に再現できます。
丸く甘いファズサウンドが特徴で、ブルースやロックに最適。
持ち運びが楽なコンパクトサイズも魅力です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★☆☆
- 変態度:★★☆☆☆
使用ギタリスト
7. EarthQuaker Devices Hoof Fuzz
こんな人におすすめ: バンドアンサンブルで埋もれない、ミッドの効いたファズが欲しい人
サウンドの特徴
グリーンロシアン系のビッグマフをベースに、ゲルマニウムとシリコンを組み合わせたファズです。
ミッドレンジがしっかり出ており、バンドアンサンブルでも埋もれにくいのがポイント。
適度な変態性を持ちつつ、使い勝手の良い一台です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★☆☆
- 変態度:★★★☆☆
使用ギタリスト
- ダン・オーバック(The Black Keys)
8. Way Huge Swollen Pickle
こんな人におすすめ: ヘヴィなリフを支える、低域強めのビッグマフ系が欲しい人
サウンドの特徴
Swollen Pickleはビッグマフ系のファズながら、より激しいサチュレーションが特徴です。
低音域が強調されており、ヘヴィなリフや厚みのあるリードに最適。
操作性が高く、幅広い音作りが可能です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★★★
- 変態度:★★★☆☆
使用ギタリスト
- マイケル・シューマン(Queens of the Stone Age・ベース)
9. Boss FZ-5
こんな人におすすめ: 1台で複数のビンテージファズを切り替えて使いたい人
サウンドの特徴
FZ-5は、ビンテージファズの名機をモデリングしたデジタルファズ。
Fuzz Face・Octavia・Maestro FZ-1Aのサウンドを再現できます。
多機能でありながら扱いやすく、安定した出音が特徴。
ライブでも安心して使える一台です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★☆☆
- 爆発力:★★☆☆☆
- 変態度:★★☆☆☆
使用ギタリスト
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- ジョシュ・ホーミ(Queens of the Stone Age)
10. Behringer SF300 Super Fuzz
こんな人におすすめ: 手頃な価格でまずファズを体験してみたい初心者・コスパ重視派
サウンドの特徴
SF300はBOSS FZ-2 Hyper Fuzzをベースにしたファズです。
3モード切り替えに対応します。
クラシックファズ・グランジ・ゲインブーストの3種類のサウンドを切り替え可能。
専用のGain/Treble/Bass/Levelコントロールで、自在に調整できます。
数千円台という驚きの価格帯ながら、本格的なファズサウンドが手軽に得られます。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★★
- 爆発力:★★★★★
- 変態度:★★★☆☆
グランジモードにすると、ニルヴァーナっぽい歪みが簡単に出ます。
ゲインを上げると、すべてを壊すような激しい音になります。
値段のわりによく鳴ると感じた一台です。
11. Fulltone '69 MKII
こんな人におすすめ: ゲルマニウムの暖かいビンテージブルーストーンが欲しい人
サウンドの特徴
'69 MKIIは、クラシックなゲルマニウムトランジスタを使用したビンテージファズです。
暖かみのあるサウンドとナチュラルな歪みが特徴。
ボリューム操作に反応しやすく、ブルースからクラシックロックまで幅広く使えます。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★☆☆
- 変態度:★★☆☆☆
使用ギタリスト
- エリック・ジョンソン
12. Zvex Woolly Mammoth
こんな人におすすめ: 極太の低域とノイズが効いた変態サウンドが欲しい人
サウンドの特徴
Woolly Mammothは、極太の低音域が特徴のベース用ファズ。
ギターにも使用でき、その独特な重低音サウンドはノイズ系や実験音楽シーンでも人気です。
コントロールが直感的で、幅広い音作りが可能です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★☆☆
- 爆発力:★★★★☆
- 変態度:★★★★☆
13. EHX Green Russian Big Muff
こんな人におすすめ: グランジ・オルタナ向けの、中低域が太いビッグマフが欲しい人
サウンドの特徴
Green Russian Big Muffはロシアンマフの再現モデルです。
伝説的なサウンドを現代に蘇らせました。
中低域が豊かで、バンドサウンドに埋もれない分離感が特徴。
パワフルで太いトーンが、グランジやオルタナに最適です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★★
- 爆発力:★★★★☆
- 変態度:★★☆☆☆
使用ギタリスト
14. Black Arts Toneworks Pharaoh Fuzz
こんな人におすすめ: スタックアンプと合わせる、ヘヴィロック・ドゥーム向けの高機能ファズが欲しい人
サウンドの特徴
Pharaoh Fuzzは多機能ファズです。
クラシックなファズサウンドに加えてモダンなハイゲインもこなせます。
特に低音の厚みが強調され、スタックアンプとの相性が良いのが特徴。
ヘヴィロックからドゥームメタルまで対応可能です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★★★
- 変態度:★★★☆☆
15. Keeley Fuzz Bender
こんな人におすすめ: クリアさを保ったままゲインを稼げる、ハイブリッドファズが欲しい人
サウンドの特徴
Fuzz Benderは、ゲルマニウムとシリコンを組み合わせたハイブリッド設計です。
独特の倍音成分を含むファズトーンが特徴で、ゲインを上げてもクリアさを保ちます。
特にオルタナティブやインディー系ギタリストに人気のモデルです。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★☆☆
- 変態度:★★★☆☆
16. JHS Muffuletta
こんな人におすすめ: 歴代Big Muffを1台で切り替えたい、ビッグマフマニア
サウンドの特徴
Muffulettaは、歴代のビッグマフサウンドを1台に詰め込んだ多機能ファズ。
スイッチで、クラシックからモダンまで6種類のファズサウンドを切り替え可能です。
ビッグマフファンには堪らない、贅沢な一台です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★★
- 爆発力:★★★★☆
- 変態度:★★★☆☆
17. Wampler Velvet Fuzz
こんな人におすすめ: ファズとディストーションを1台で切り替えたい人
サウンドの特徴
Velvet Fuzzは、ファズとディストーションの中間を狙ったハイブリッドペダルです。
低音がしっかり出るファズモードと、よりカッティング向きのディストーションモードを切り替え可能。
サウンドの太さと高音の抜けが絶妙です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★☆☆
- 変態度:★★☆☆☆
18. Catalinbread Karma Suture
こんな人におすすめ: 倍音豊かで艶のあるハーモニックファズが欲しい人
サウンドの特徴
Karma Sutureは、倍音豊かなサウンドが特徴のハーモニックファズです。
トランジスタとダイオードを組み合わせた独特の設計で、太さと鋭さが両立した音が魅力。
クリーントーンと混ぜると、独特の艶感が際立ちます。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★☆☆
- 変態度:★★★★☆
19. Spaceman Effects Sputnik III
こんな人におすすめ: ゲルマニウムの暴れ感とビンテージ感を求める、ハイエンド派
サウンドの特徴
Sputnik IIIは、ゲルマニウムトランジスタを採用したクラシックファズです。
オールドスクールな音色と現代的な操作性を両立しており、ファズ特有の暴れ感と暖かさが同居しています。
音圧とサチュレーションが特徴です。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★☆
- 爆発力:★★★★☆
- 変態度:★★★☆☆
20. Fender Shields Blender
こんな人におすすめ: シューゲイズの轟音・飛び道具サウンドが欲しい人
サウンドの特徴
Shields Blenderはケヴィン・シールズの愛用機です。
My Bloody Valentineのあの極端なファズトーンが特徴です。
特にリバースリバーブと組み合わせた際の轟音サウンドは、まさにシューゲイズの象徴。
激しい歪みながらも、独特の美しさが際立ちます。
オススメ度・爆発力・変態度
- オススメ度:★★★★★
- 爆発力:★★★★☆
- 変態度:★★★★★

使用ギタリスト
ファズの使い方・セッティングのコツ
エフェクターボードでの接続順
接続順:ギター→ファズ→ワウ→コンプ→OD/Dist→モジュレーション→空間系 → アンプ
ファズはできるだけギターに近い位置(チェーンの先頭)に置くのが基本です。
バッファーを通した後にファズを繋ぐと、音痩せやキャラクターの変化が起きやすくなります。
そのため「ファズ → ワウ」の順番が推奨されています。
ギターのボリュームを活用する
ファズ最大の特性はギターのボリュームへの追従性です。
特にゲルマニウム系のファズです(Fuzz Face、Fulltone '69など)。
ギターのボリュームを絞ると一気にクリーンに近づきます。
ファズを踏みっぱなしにしながら、ギター側のボリュームで歪みの量をコントロール。
これだけで音色のバリエーションが大きく広がります。
アンプ設定のコツ
ファズはアンプのゲインを上げすぎると、音が潰れてしまいます。
アンプはクリーン〜クランチ設定で使い、歪みはファズ側で作るのが基本です。
特にビンテージ系ファズは、アンプのキャラクターを活かすことで真価を発揮します。
ファズエフェクターに関するよくある質問
Q. ファズはオーバードライブやディストーションと何が違うの?
ファズは3つの歪み系の中で、最も「壊れた」サウンドが特徴です。
オーバードライブはアンプが自然に歪む音を再現、ディストーションは強めの歪みで比較的タイトなサウンド。
ファズは波形を極端にクリップさせるため、ジャリジャリとした独特の粗さとサステインが生まれます。
Q. ゲルマニウムとシリコン、どっちを選べばいい?
ビンテージ系の暖かいサウンドが欲しい方はゲルマニウムです。
(Fuzz Face、Fulltone '69など)がおすすめです。
攻撃的でタイトなサウンドが欲しい方はシリコンです。
(Big Muffなど)が向いています。
ゲルマニウムはギターのボリュームへの追従性が高く、表現力が豊か。
シリコンは安定感があり、扱いやすいのが特徴です。
Q. ファズを初めて買うなら何がおすすめ?
まず試してみたいならBehringer SF300(数千円台)です。
コスパが高くおすすめです。
本命の一台を選ぶなら定番があります。
グランジ・オルタナ系はEHX Big Muff Pi。
ビンテージ・ブルース系はDunlop Fuzz Face Mini。
シューゲイザー系はFender Shields Blender。
Q. ファズはエフェクターボードのどこに置けばいい?
基本はギターの直後(チェーンの先頭)が鉄則です。
バッファーを通した後にファズを繋ぐと、音痩せやキャラクター変化が起きやすいため注意が必要。
ワウペダルと組み合わせる場合は「ギター → ファズ → ワウ」の順番が推奨されています。
Q. ファズはどんなジャンルに合う?
グランジ・オルタナ(Nirvana、Smashing Pumpkins)。
シューゲイザー(My Bloody Valentine)。
ブルース・クラシックロック(Jimi Hendrix、Eric Clapton)。
ノイズ・実験音楽まで幅広く使えます。
近年ではインディーロックやサイケポップでも、ファズは定番のサウンドになっています。
Q. Big Muffにはたくさん種類があるけど何が違うの?
Big Muffは、年代や製造国によってサウンドが大きく異なります。
代表的なものは3種類です。
「トライアングル期(初期)」「ラムズヘッド期(70年代)」「ロシアン期(90年代・ロシア製)」。
ラムズヘッドはバンドサウンドに馴染みやすいと言われます。
ロシアンは中低域が太いと言われます。
筆者はラムズヘッドを愛用しています。
まとめ:自分だけの一台を見つけよう
今回紹介した20種類のファズペダルは、それぞれが異なるキャラクターを持っています。ギタリストの音楽性やプレイスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
筆者自身もBig Muff(ラムズヘッド)とShields Blenderを愛用しています。
ライブではラムズヘッド、スタジオや宅録ではBlenderを使っています。
まず一台試してみるならBehringer SF300(数千円台)です。
ファズの世界を体験してみてください。
気に入ったら、自分のジャンルに合った本命を選ぶというルートがおすすめです。
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