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ZOOM MS-50G+レビュー|1万円台でボードが完成するコスパ最強マルチストンプ



この記事でわかること

  • ZOOMとMS-50G+の歴史・基本スペック
  • 空間系を中心とした音作りのコツとおすすめセッティング
  • 前作MS-50Gからの進化ポイントと、MS-70CDR+との使い分け
  • 購入前に知っておくべき価格帯と注意点

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「ボードをコンパクトにまとめたい」「コスパ最強の一台が欲しい」──そんな要求に対して、これ以上ない回答を叩きつけてくるのがZOOM MS-50G+です。コンパクトエフェクターと同じフットプリント、1万円台で102種類のエフェクトが手に入るこのペダルは、今もっとも「買って損がない」マルチエフェクターです。

前作MS-50Gユーザーとして、また空間系に特化したMS-70CDR+を愛用するギタリストとして、MS-50G+の魅力と使いどころを正直にレポートします。

コンパクトなマルチエフェクターおすすめ10選

ZOOM MS-50G+とは?──歴史と基本スペック

ZOOM(株式会社ズーム)は1983年設立の日本の音響機器メーカーです。「マルチ・ストンプ」というジャンルを生み出した初代MS-50G(2012年)は「一家に一台」と呼ばれるロングセラーとなり、その後継機として2023年11月にMS-50G+が発売されました。

ZOOM MS-50G+ 基本スペック

  • 内蔵エフェクト数:102種(Guitar Labから追加配信中)
  • 最大同時使用:6エフェクト
  • パッチメモリー:100種(プリセット85種内蔵)
  • 電源:単三電池2本 / DCアダプター / USB-C
  • サイズ:79 × 61 × 133 mm(コンパクトエフェクターと同等)
  • 専用アプリ:「Handy Guitar Lab for MS-50G+」(iOS専用)

購入前に確認:MS-50G+の注意点

  • プリアンプモデルはアンプ接続前提。DAW直結の宅録メインならMS-70CDR+との組み合わせを検討しよう。
  • 専用アプリはiOS専用。Androidユーザーはアプリ機能が使えない。
  • MIDI非対応。

ZOOM MS-50G+のサウンドと音作り

102種のエフェクトは、プリアンプ・歪み・モジュレーション・ディレイ・リバーブ・ダイナミクスとカテゴリを網羅しています。最も効果的な使い方は「歪みは手持ちのコンパクト、空間系はMS-50G+」というスタイル。空間系エフェクターおすすめ20選で紹介しているような単体ペダルとの組み合わせにも相性抜群です。

筆者の体験談

私がメインで愛用しているのはMS-70CDR+です。空間系・モジュレーション系に完全特化しており、より深く追い込んだ音作りができます。

旧型MS-50Gも所有していますが、MS-50G+はエンジンの刷新と操作性の改善が大きく、総合力の高さは別格です。ZNRの質も高く、Ram's Head Big Muff Piのような高ゲインファズの後段に置くだけでボード全体のノイズが激減します。

おすすめセッティング例

① オールラウンド:ナチュラルな空間系

構成:ZNR → Comp → Hall Reverb → Tape Echo

ZNRでノイズを除去し、ホールリバーブ+Tape Echoで自然な空気感を加えるオールラウンドセッティング。MixとTimeは控えめに設定するのがコツです。

② Shoegaze・アンビエント:Dual Delayを主役に

構成:Comp → Flanger → Dual Delay → Hall Reverb

Dual Delayは、2つの独立したディレイを同時に走らせることができるエフェクト。異なるTimeやFeedbackを設定することで、複雑に絡み合う残響が生まれ、ShoegazeやPost-Rockのアンビエントサウンドと相性抜群です。後段にホールリバーブを重ねると、さらに広大な空間感が得られます。

シューゲイザーにおすすめのエフェクター10選で紹介しているペダルとの組み合わせにもぜひ。

③ ボード補助:コンパクトペダルとの組み合わせ

構成:ZNR → Chorus → Pitch Shifter → Short Delay

歪みはコンパクト、空間系はMS-50G+に任せるボード効率化セッティング。単体では買いにくいマニアックなエフェクトも即座に試せるのが最大の強みです。

ZOOM MS-50G+を愛用するミュージシャンたち

特定の著名アーティストとの使用は公式に確認されていませんが、日本のスタジオミュージシャンやサポートギタリストへの普及率は非常に高いことで知られています。「値段を超えた音質」「ボードのすき間に入るサイズ」という点がプロを惹きつけており、安いのにプロも愛用するエフェクター10選でも取り上げています。

筆者の体験談

Ride 2023年来日公演を現地で聴いて以来、あの「音の壁」の再現が課題でした。私自身は空間系に特化したMS-70CDR+を愛用しており、シマーリバーブやモジュレーション系の深掘りはそちらに任せています。MS-50G+を試したいという方は、まず旧型MS-50Gから入るのも手です(私自身MS-50Gは所有しています)。

ZOOM MS-50G+の比較・代替モデル

前作MS-50Gからの主な進化点

MS-50G → MS-50G+ 変更点まとめ

  • サウンドエンジンの刷新(ZOOM G11世代のエフェクトを搭載)
  • マルチレイヤーIRの採用でプリアンプ音質が大幅向上
  • DSP Full問題の解消(常に6エフェクト同時使用が可能に)
  • パッチメモリーが倍増(50個→100個)
  • カーソル型フットスイッチの追加で操作性が大改善
  • カラーLCDバックライト・USB-C端子を搭載

MS-70CDR+との使い分け

MS-70CDR+は空間系・モジュレーション系に特化したモデル(149種搭載)。私自身がメインで愛用しているのもこちらで、「空間系を極めたい」「ステレオ入力を活かしたい」ギタリストには強くおすすめです。MS-50G+は歪みやアンプモデルも含む総合力が強みなので、「なんでも1台でこなしたい」ならMS-50G+、「空間系に全振りしたい」ならMS-70CDR+という使い分けになります。

ZOOM MS-70CDR+

ZOOM MS-50GとMS-70CDR+を並べて使用

モデル名 価格帯(目安) 特徴 おすすめ度
ZOOM MS-50G+ 約¥11,800 歪み・空間系・アンプモデルを網羅した総合型。バンドマンの「なんでも屋」 ★★★★★
ZOOM MS-70CDR+ 約¥14,850 空間系149種に特化。宅録や空間系を極めたいギタリストに最適 ★★★★☆
ZOOM MS-50G(旧型) 中古¥5,000〜8,000 音質は一世代前だが基本コンセプトは同等。まず試したい場合に ★★★☆☆
ZOOM G2 FOUR 約¥20,000前後 フットスイッチ2基でライブ操作性が向上。宅録ライン録音にも対応 ★★★★☆

※価格は2026年3月時点の目安です。

 

マルチエフェクターおすすめ20選【2026年版】

ZOOM MS-50G+の価格と入手方法


ZOOM MS-50G+ 価格まとめ(2026年3月時点)

  • 新品(サウンドハウス):約¥11,800
  • 新品(Amazon・他ECサイト):¥11,800〜¥13,900
  • 中古(メルカリ・ヤフオク):¥7,000〜¥10,000前後
  • 前作MS-50G(中古):¥5,000前後〜

新品ならサウンドハウスが最安値。中古は人気モデルのため価格が下がりにくい傾向があります。ファームウェアや追加エフェクトは公式アプリから継続的に配信されており、1万円〜15,000円以下のおすすめエフェクター20選の中でもトップクラスのコスパです。

まとめ──ZOOM MS-50G+はこんな人におすすめ

コンパクトエフェクターと同じスペースに102種、1万円台でプロユースに耐えるサウンドが手に入る──それがZOOM MS-50G+の本質です。特に空間系・モジュレーション系の質はこの価格帯では群を抜いており、Shoegaze・Post-Rock系のギタリストには強くおすすめできます。リバーブとは?初心者にもわかる完全ガイドも参考に、空間系の音作りをさらに深めてみてください。

ZOOM MS-50G+はこんな人におすすめ

  • コンパクトサイズでマルチの利便性が欲しい人
  • ボードをできるだけ軽量・コンパクトにまとめたいバンドマン
  • 空間系・モジュレーション系を1台で解決したいギタリスト
  • 前作MS-50Gユーザーで音質・操作性の向上を求めている人
  • Shoegaze・Post-Rock・アンビエント系サウンドを追求しているギタリスト
  • Logic Pro等での宅録で空間系の選択肢を増やしたいDTMer
  • 1万円台のマルチエフェクターから始めたい初心者

ミニエフェクターボードおすすめ完全ガイドで紹介しているような小型ボードに忍ばせておくだけで、いざというときの頼れる一台になってくれます。

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  • この記事を書いた人

Ryo

Ryo|ギター歴13年/バンド歴10年の社会人ギタリスト 社会人として働くかたわら、週末はオルタナティブロックバンドでギターを担当。My Bloody ValentineやRadioheadに影響を受け、機材にはこだわりあり。 このブログでは、**「実際に使えるエフェクター情報」**をモットーに、初心者からこだわり派まで役立つ情報を発信しています。

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