【2025年】ギタリストが本当に買ってよかった機材ベストバイ7選【エフェクター・周辺機器】
「機材沼」それは、一度ハマると抜け出せない底なしの沼。今年もまた、多くの機材が我が家にやってきては、一部は即座にメルカリへと旅立ち、また一部はボードの一軍に定着しました。
今回は、散財を繰り返した現役ギタリスト兼DTMerの僕が、「これだけはガチで買ってよかった」と心から思える機材をランキング形式で紹介します。
01 UAFX Lion ’68 Super Lead Amp
プリアンプとして購入しましたが、これを導入してからスタジオでの音作りで迷うことが一切なくなりました。
マーシャル、JC、ツインリバーブ……スタジオにどのアンプがあっても、とりあえずこいつをリターンに挿せば「いつもの自分の音」が出せます。
一度自分の音を作ってしまえば、現場での音作りが非常に楽になる。ギタリストの精神安定剤的な一台です。
02 Fender FE1225 Electric Guitar Gig Bag

今まではノンブランドの「作りがしっかりしたやつ」を使っていましたが、初めてFender純正のケースを購入しました。
思っていたよりかなり安かったのに、見た目はしっかりしていて高級感もあり、クッション性も抜群。何よりFender製品を使っているという所有欲が満たされます。
デメリットがあるとすれば、普通のギターケースよりも高さがあるので、電車に乗るときにドア枠にぶつけそうになること。細心の注意が必要ですが、それを補って余りある満足度です。
03 PEDALTRAIN / PT-NPL-SC NANO Plus

ずっとエフェクターボードには悩まされていました。今まではハードケースを使っていましたが、やっぱり重たい。
アルモアみたいな安心できるメーカーもいいけど、ライブ後に打ち上げに参加し、お酒を飲んでヘトヘトになって帰るとき、「エフェクターを置いて帰ろうか」と本気で迷うくらい重たいんですよね。
そこで初めて導入したのが、スノコ型ボードの『PEDALTRAIN』。今回買ったのはエフェクターを5,6個並べられるタイプ。
何よりめちゃくちゃ軽い。自転車の前カゴにも乗せられるし、移動が本当に楽になりました。配線を裏に隠してスッキリ見せられるのも最高です。
04 M3 MacBook Air 15インチ (16GB)

以前使っていた2020年製のインテルMacは限界でした。DTMでLogicを立ち上げると、目玉焼きを作れるくらいボディが熱くなり、マルチトラック処理は不可能。とにかく限界でした。
そこでセールで安くなっていたM3 MacBook Air 15インチを購入。本当はM4が良かったけど、売り切れで泣く泣くM3を購入……したのですが、感想は「とにかく最高」。
もっと早く変えば良かったと後悔しています。まず、以前のインテルMacと比べ物にならないくらい速い。Logicでフリーズや急に落ちることがなくなりました。この記事もM3でライティングしていますが、文句なしです。
05 UAD Sound City Studios
今まで買ったプラグインの中で一番「変化」が実感できる最高のプラグインです。
ギター、ベース、ボーカル、ドラム……全てのマイキング自体をやり直してくれるような感覚。プリセットを出すだけで、ニルヴァーナやメタリカなどの名盤を生み出したスタジオのサウンドに変化してくれます。
ミックスに生感、空気感がない時はこいつを挿せば間違いなし。買って良かったです。
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06 ZOOM / MS-70CDR+
空間系エフェクターをずっと探していました。もちろんStrymonやBOSS RV-500などが欲しい。でも高いし、ペダルボードの大きさの都合上厳しい。
何より、一台でリバーブ、エコー、ディレイ、トレモロ、フェイザーなど全てを出せるエフェクターが欲しかった。
そこで購入したのが空間系特化の『MS-70CDR+』。43種類のコーラス、29種類のディレイ、33種類のリバーブなどを搭載し、空間系音作りにはまず困りません。リバースリバーブや、みんな大好きShimmer(シマー)もあって、シューゲイザー系のサウンドも作れちゃいます。
07 SONICAKE ( ソニケーキ ) / Pocket Master

流行りに流行ったポケットマスター、僕も買ってみました。お値段は8,800円の激安。しかもマルチエフェクターっていうから驚きです。
そして気になる音質ですが、普通にいい。全然問題ない。家で気軽にギターを弾く時、こいつがいればめちゃくちゃ楽です。また、オーディオインターフェースにも使えるのでちょっとしたレコーディングにも使用できてお勧め。
僕はあくまで自宅用ですが、遊ぶには十分すぎる性能と安さです。
まとめ:機材への投資は「時間」への投資
以上、2025年に買ってよかった機材たちでした。
振り返ってみると、今年は「物理的な軽さ」と「動作の軽さ(PC)」にお金をかけた年だったなと思います。重いボードを持って帰る苦痛や、PCがフリーズするストレスから解放されたことで、純粋に音楽に向き合う時間が増えました。
もし、今の機材環境に少しでもストレスを感じているなら、思い切って入れ替えてみることをお勧めします。そのストレスがなくなった瞬間、新しいフレーズが降りてくるかもしれません。


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