【2025年最新】|軽くて配線がスッキリする人気モデルを比較
エフェクターボードの中でも、いま最も人気を集めているのが「スノコ型」と呼ばれるタイプです。
この記事では、実際にスノコ型ボードを使い込んできた筆者の体験をもとに、おすすめモデル・選び方・注意点を詳しく解説していきます。
ミニエフェクターボードおすすめ完全ガイド|コンパクトでも理想のサウンドを作れる!
エフェクターボードおすすめ15選完全ガイド|初心者必見!丈夫さ・軽さ・拡張性でプロも納得の選び方q
この記事はこんな方におすすめです
- 初めてエフェクターボードを購入する方
- 自作ボードから市販モデルへ買い替えを考えている方
- PedaltrainやCAJなど、スノコ型の人気モデルを比較したい方
- ライブやスタジオでも安心して使えるボードを探している方
- 配線をスッキリまとめたい方
スノコ型エフェクターボードとは?|プロが選ぶ理由と構造の特徴
スノコ型とは、名前の通り“スノコのようにスリット(隙間)”が入った構造を持つボードのことです。
また、アルミ製などの軽量素材が多く、フラットタイプのボードに比べて持ち運びや設置のしやすさが魅力です。
現在では多くのプロギタリストがスノコ型を採用しており、まさに“現場仕様のスタンダード”といえる形状です。
スノコ型ボードの選び方|サイズ・素材・電源位置をチェック
スノコ型を選ぶときに注目すべきポイントは、大きく3つあります。
「サイズ」「素材」「電源の位置」です。これらを押さえておくことで、長く使えるボードを選ぶことができます。
- サイズ:ペダルの台数やライブ環境に合わせて選ぶ(Nano/Metro/Classicなど)
- 素材:アルミ製が主流。軽くて丈夫で、持ち運びにも強い
- 電源の固定位置:裏面マウントに対応していると配線がきれいにまとまる
| モデル名 | ペダル数の目安 | 重量 | 電源収納 | ケース付属 |
|---|---|---|---|---|
| Pedaltrain Nano+ | 4〜5台 | 0.9kg | 可 | ソフトケース |
| Pedaltrain Classic 2 | 8〜10台 | 1.8kg | 可 | ハードケース |
| CAJ Effector Board Lサイズ | 6〜8台 | 2.1kg | 可 | ハードケース |
| Donner DB-3 | 5〜6台 | 1.2kg | 可 | ソフトケース |
自作スノコボードの実体験:安く作れても、ライブでは少し厳しかった
100均スノコで作ったボード、使えたけど不格好だった
筆者も以前、100均のスノコやホームセンターの木材を使って、自作でエフェクターボードを作ったことがあります。
実際、ボードを作成しているときは小学生時代に戻ったようなワクワク感があり男のロマンを感じました。
確かに、低コストで形にすることはできましたし、宅録や練習用には十分でした。
「ステージに置いたときにカッコよく見えるか?」という点で、市販モデルとの差を痛感した瞬間です。
総額20万円のペダルを載せて感じた“矛盾”
当時、ボードの上には総額20万円近くするお気に入りのエフェクターを並べていました。
それなのに、土台が100均の木材というアンバランスさに、次第に「これは矛盾しているのでは?」と感じるようになったのです。
安価な素材ゆえに板がたわみ、ペダルがズレたり、ネジが外れることもありました。
音は良くても、足元が不安定だと集中できませんし、見た目の印象も大きく損なわれます。
ライブのたびにその“安定感のなさ”を痛感し、「やはりしっかりしたボードを使おう」と決意しました。
Pedaltrainに替えて気づいた「見た目も音の一部」
その後、Pedaltrain Nano+に買い替えました。
軽量で頑丈、そして裏配線ができるため、ステージでもスタジオでも取り回しがとても楽になりました。
何より、ボード全体の見た目がプロ仕様に近づき、足元を見ただけで気分が上がるんです。
結果的に演奏にも自信がつき、「見た目の整理は音の整理」だと実感しました。
エフェクターは音の核心ですが、それを支えるボードも音作りの一部だと思います。
スノコ型エフェクターボードおすすめ10選
ここからは、筆者が実際に使用したモデルや評価の高い製品をもとに、信頼できるスノコ型ボードを厳選して紹介します。
価格・サイズ・耐久性のバランスを考えながら、初心者からライブ派まで幅広く使えるモデルをピックアップしました。
- Pedaltrain Nano+|軽量でコンパクトな定番モデル
- Pedaltrain Classic 2|ライブでも安心の定番サイズ
- Fender Professional Pedal Board|ブランド信頼の安心設計
- GhostFire V-Standard 2.0 PedalBoard|コスパに優れた新興ブランド
- Donner DB-4 Pedalboard|軽量で扱いやすいアルミスノコ型
- Temple Audio DUO 24|プロ仕様のモジュラー構造スノコボード
- GOKKO Pedalboard|安価でも意外と頑丈な構造
- DADDARIO XPND PEDALBOARD-2 Large|大型の高品質ボード
- Warwick RockBoard 3.0|デザイン性と機能性を両立
- Voodoo Lab Dingbat|電源ユニットを内蔵した高級モデル
- MONO Pedalboard Lite+|ルックスと携帯性を兼ね備えた逸品
スノコ型ボードのメリット・デメリット
メリット
- 軽量で持ち運びやすい
- 配線を裏に通せるため見た目が美しい
- 電源ユニットを裏に固定できる
- ライブ中のトラブルが減る
デメリット
- 価格がやや高め(特にPedaltrain)
- 高さに余裕がないと電源が収まらない場合がある
- サイズ選びを誤ると拡張性が低くなる
まとめ:安定した足場が、最高のサウンドを支える
100均DIYのボードも、アイデアとしては面白く、宅録や練習用には十分です。
しかし、ライブや人前での演奏を意識するなら、見た目・耐久性・安定感のすべてを兼ね備えた市販のスノコ型ボードをおすすめします。
特にPedaltrainシリーズは、多くのプロが選ぶ理由が使えばすぐにわかります。
「高価なペダルには、それにふさわしい足場を」という考え方こそ、長く音楽を楽しむための基本です。
自作から市販へ切り替えた今、私はそう実感しています。



コメント