PR

ギタリストが選んだヴィンテージエフェクター。名機と呼ばれた理由

その他・特殊系
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

ギタリストが選んだヴィンテージエフェクター。名機と呼ばれた理由

 

エフェクター特化ブログ「ヤツのエフェクター」へようこそ。

 

このブログでは、ギタリストが実際に使った名機や、サウンドの再現方法、現行品との違いを徹底的に掘り下げて紹介しています。

 

アンコールズ
アンコールズ LINE査定

エフェクターにも“卒業のとき”がある。 LINEで写真を送るだけで、すぐに査定額がわかります。

アンコールズなら、無料・手軽・スピーディ。 売るか迷っている人にもおすすめです。

▶ LINEで無料査定
  ▶ 詳しくはこちらの記事へ

この記事でわかること

  • 購入したい: どこで手に入るのか?何を選ぶべきか?
  • 音の違いや再現方法を知りたい: 現行品やクローンとの違いを解説
  • 情報収集したい: 誰が使っていたのか?なぜ名機なのか?
  • 価値・相場を知りたい: 今いくらするのか?希少価値とは?
  • 売りたい・手放したい: 高く売れるモデルや査定ポイントは?

ヴィンテージエフェクターとは何か?

 

ヴィンテージエフェクターとは、すでに生産終了しており、市場に流通する数も少なくなった“実機そのものに価値があるペダル”のこと。

 

例えばBOSS CE-1(1976年)やArbiter Fuzz Face(1960年代)など、歴史的背景と希少性を備えたモデルが該当します。

 

以下では、ヴィンテージエフェクターを実際に愛用していたギタリストたちとともに、その魅力を紹介していきます。

 


ギタリストが選んだヴィンテージエフェクター

ジミ・ヘンドリックス × Arbiter Fuzz Face

60年代後半のロックサウンドを語る上で欠かせない存在、それがArbiter Fuzz Faceです。

 

ジミ・ヘンドリックスはこのゲルマニウム・トランジスタ搭載の初期モデルを愛用し、激しく暴れるようなファズサウンドを生み出しました。

 

代表曲「Purple Haze」「Foxy Lady」などにその音が聴こえます。

 

 

  • 製造年代:1966年〜(初期Arbiter期)
  • 特徴:ゲルマニウムによるウォームで不安定な歪み
  • 市場価格:30万円以上も(状態による)
  • 再現するには?:Dunlop JHF1、Analogman Sun Faceなど

 

 

再現エフェクター

 

ジョン・フルシアンテ × BOSS CE-1

BOSSブランド初のエフェクターにして、今なお“最高のアナログコーラス”と評されるCE-1。

 

ジョン・フルシアンテはRed Hot Chili Peppersのライブでこのペダルを駆使し、ギターに立体感と浮遊感を与えました。

 

「Scar Tissue」や「Dani California」などで使用。

 

  • 発売年:1976年
  • 特徴:Roland JC-120由来の重厚なコーラス/ビブラート
  • 市場価格:10万〜20万円(状態次第)
  • 再現するには?:Boss CE-2w(Waza Craft)、Dawner Prince Starlaなど
BOSS CE-1 Chorus Ensemble

 

再現エフェクター

 

デヴィッド・ギルモア × Big Muff Pi(Ram’s Head)

ピンク・フロイドの音世界を作り出した立役者がこのRam’s Head期のBig Muff。

 

ギルモアは「Comfortably Numb」などのリードトーンに使用。

 

70年代の中期に製造されたこのバージョンは特に人気が高く、今では“神格化”されたファズの一つです。

 

  • 製造年代:1973〜1977年頃
  • 特徴:スムーズでミッドが豊かなファズトーン
  • 市場価格:15万円〜
  • 再現するには?:Ram’s Head Pi、Wren and Cuff Capridなど

 

 

再現エフェクター

エディ・ヴァン・ヘイレン × MXR Phase 90(Script Logo)

 

エディのブラウンサウンドに欠かせないモジュレーションエフェクト。

 

それが1970年代のScript Logo期のMXR Phase 90。

 

「Eruption」で炸裂する渦巻くようなフェイズサウンドは、この時代の個体ならではの艶と深みがあります。

 

  • 製造年代:1974〜1977年
  • 特徴:1ノブでありながら豊かな揺れ/位相感
  • 市場価格:12万円前後
  • 再現するには?:MXR EVH Phase 90、Script Phase 90リイシューなど

 

 

再現エフェクター

 

 

 

ジミー・ペイジ × Maestro Echoplex EP-2

Led Zeppelinの“空間系”といえばこれ。

 

EP-2はテープエコーならではのアナログな揺らぎと太さが特徴で、ジミー・ペイジはライブでもソロでもこのペダルを活用していました。

  • 製造年代:1964〜1970年代
  • 特徴:テープ特有の温かく自然なディレイ
  • 市場価格:20万円〜(整備済みで)
  • 再現するには?:Xotic EP Booster、Catalinbread Belle Epochなど

 

再現エフェクター

 


このように、ヴィンテージエフェクターは単なる“古い機材”ではなく、名曲の音・演奏の空気感・ギタリストの歴史そのものが染み込んだ存在です。

 

次章では、これらの名機をどこまで再現できるのか、また今から手に入れるにはどうすべきかを実用的に掘り下げていきます。

 

ヴィンテージエフェクターの再現は可能か?

ヴィンテージペダルの魅力は、音の太さや揺らぎ、そして回路由来の“クセ”にあります。

 

しかし、それらの多くは生産終了しており、現物は高価かつ入手困難です。

 

そこで注目されるのが「リイシュー」「クローン」「モデリング」の3系統。

 

リイシュー(復刻モデル)

当時のメーカーが再発したオフィシャルモデル。たとえばMXRが出している“Script Phase 90 Reissue”や、Electro-Harmonixの“Ram’s Head Reissue”などが該当。

 

外装・内部回路を可能な限り再現しているが、オリジナルとの違いも音に現れる。

 

クローンペダル

個人ビルダーや中小ブランドが作る“サウンド志向”のペダル。

 

特にAnalogman、Wren and Cuff、Vick Audioなどは、ビンテージトーン再現に定評あり。価格も2〜5万円台が中心。

 

デジタルモデリング

Line6(HX Stompなど)やKemper、Neural DSPなどに代表される“モデラー”系は、ヴィンテージサウンドをプロファイルデータで再現。

 

扱いやすさは圧倒的だが、“実機の空気感”とは別物と感じる人もいる。

 


ヴィンテージエフェクターの市場価格と価値

ヴィンテージペダルは年々高騰しています。特に動作確認済みのものや、オリジナルパーツが残っている個体はプレミア化しやすい傾向にあります。

  • Arbiter Fuzz Face(ゲルマニウム): 30万〜50万円
  • BOSS CE-1: 10万〜20万円
  • Ram’s Head期 Big Muff: 15万〜25万円
  • Script Phase 90: 12万〜18万円
  • Maestro Echoplex EP-2: 20万円以上(整備済)

いずれも「状態」「箱・説明書の有無」「改造の有無」で査定は大きく変動します。


売るならどこがいい?高額査定のコツ

ヴィンテージエフェクターを売却する場合、以下の3つの選択肢があります。

  1. 専門リユース業者(例:イシバシ、イケベ、中古エフェクター買取専門サイト)
    安定した査定額が得られやすい。動作確認済みでなくても相談可能なことも。
  2. メルカリ・ヤフオク
    相場以上の価格も狙えるが、トラブル・返品リスクあり。写真と説明が命。
  3. 楽器店の委託販売
    売却までに時間はかかるが、信頼感のある取引が可能。

最近では、オンライン完結型の買取サービス「アンコールズ(Encores)」も注目されています。エフェクターやギターを送るだけで査定〜振込まで完了し、梱包キットも無料提供。手軽さと安心感の両立が魅力です。

▶ アンコールズの公式サイトで無料査定を試す

 

 

査定前には以下のポイントを意識すると高評価になりやすいです:

  • 出音の確認(録音しておくのも◎)
  • 付属品(箱・説明書・ステッカーなど)
  • 型番・製造番号の写真添付

次章では、実際に現代プレイヤーがヴィンテージエフェクターをどのように使っているのか、使用例やペダルボードの組み方まで掘り下げていきます。

 

ヴィンテージサウンドは今どう使われているか?

ヴィンテージエフェクターの魅力は「音そのもの」だけでなく、現代のアーティストがそれをどう活かすかにも表れています。ここでは、実際にヴィンテージ機材を愛用している現代ギタリストたちの使用例と、その意図を紐解いていきます。

① ジョシュ・オム(Queens of the Stone Age)

 

この投稿をInstagramで見る

 

QOTSA(@queensofthestoneage)がシェアした投稿

 

彼のボードには古いMaestro FZ-1やEchoplexなど、70年代の機材が数多く並びます。「整っていないからこそいい」という彼の美学は、ファズやテープエコーの不安定さと絶妙にマッチしています。

② ジャック・ホワイト(The White Stripes)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Jack White(@officialjackwhite)がシェアした投稿

ファズフェイス系、Big Muff系を積極的に活用。特にライブではヴィンテージのシルバートーン・アンプ+オールドファズを通して“壊れかけたような”ローファイトーンを再現しています。

 

③ マイケル・リーグ(Snarky Puppy)

 

この投稿をInstagramで見る

 

GroundUP Music Festival(@groundupfest)がシェアした投稿

 

ギターだけでなくベースでもヴィンテージエフェクトを活用。特にMu-TronやVintage Octave、Electro-Harmonixの古い回路を使ったコンプレッサーなど、絶妙な“枯れ感”を狙って導入しています。


代表的なヴィンテージエフェクター一覧

以下は、現在では“ヴィンテージ”とされるエフェクターの代表例です。生産終了しており、実機自体に価値があるものを中心に分類・整理しています。

機種名 分類 製造年代
Arbiter Fuzz Face ファズ 1966年〜
Electro-Harmonix Big Muff Pi (Ram’s Head) ファズ 1973年〜
BOSS CE-1 コーラス 1976年
MXR Phase 90 (Script Logo) フェイザー 1974年〜
Maestro Echoplex EP-2 テープエコー 1964年〜
Univox Super-Fuzz ファズ 1968年〜
Roland Jet Phaser AP-7 フェイザー+ディストーション 1977年〜
Mu-Tron III エンベロープフィルター 1972年〜
EHX Electric Mistress フランジャー 1976年〜
Ross Compressor コンプレッサー 1970年代中期〜
Ibanez AD-80 アナログディレイ 1980年頃

※全機種とも生産終了済み。中古市場での価格は状態や改造有無により大きく変動します。

まとめ|ヴィンテージエフェクターは“音”と“物語”の結晶

この記事では、歴史に名を刻んだヴィンテージエフェクターと、それを愛用したギタリストたちを紹介してきました。

 

単なる古い機材ではなく、「なぜ今でも語り継がれるのか?」という背景に触れることで、その価値の本質が見えてきたのではないでしょうか。

 

再現方法(リイシュー・クローン・モデリング)、現在の市場相場、高く売るためのポイント、そして現代ギタリストの活用法まで、ヴィンテージサウンドに興味があるすべてのプレイヤーにとって、実践的な情報を詰め込みました。

 

 

最後にもう一度、ポイントを整理します:

  • ヴィンテージとは: 生産終了・希少価値があり、機材自体に価値が宿るモデル
  • 名機の特徴: Arbiter Fuzz Face、CE-1、Ram’s Headなどが代表格
  • 再現手段: クローン/リイシュー/モデリングで部分的な音質再現が可能
  • 市場相場: 状態や希少性で大きく変動。20万円〜50万円の個体も
  • 売却先の選び方: 専門業者・フリマ・委託販売、それぞれのメリットを活用
  • 現代の活用例: Josh HommeやJack Whiteなどが“枯れた音”を武器にしている

あなたも、自分だけの“歴史ある1台”を見つけてみてはいかがでしょうか。

▲ 記事の先頭に戻る

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました