【徹底解説】エディ・ヴァン・ヘイレンの使用エフェクター ブラウンサウンドの核心に迫る
・エディ・ヴァン・ヘイレンの機材構成を知りたいギタリスト
・ヴァン・ヘイレンの音作りに近づきたいロックファン
エフェクター特化ブログ「ヤツのエフェクター」へようこそ。
今回の記事では永遠のギターヒーローであるエディヴァンヘイレンの使用していたエフェクターを紹介します。
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「エディ・ヴァン・ヘイレンのような音を出すには、どんな機材が必要なのか?」「彼が実際に使っていたペダルは何なのか?」という疑問に対し、正確な情報をもとに解説します。
エディ・ヴァン・ヘイレンの使用エフェクター
エディ・ヴァン・ヘイレンの使用エフェクター① MXR Phase 90
エディが初期から一貫して愛用していたフェイザー。
「Eruption」や「Atomic Punk」、「Ain’t Talkin’ ‘bout Love」など、数々の名演で使用。スクリプトロゴ期(ビンテージ)を好んで使っていたとされています。
エディモデルもありますので、こちらもチェックしてみてください。
エディ・ヴァン・ヘイレンの使用エフェクター② MXR Flanger M117
「Unchained」「And the Cradle Will Rock…」でのうねるような揺らぎはこのフランジャーによるもの。エディ本人が推奨するノブ設定(手書きで筐体にマーキング)も有名です。
ヴァンヘイレンモデルもありますので、こちらもチェックしてみてください。
MXR Flanger(M117)のエディ・ヴァン・ヘイレン設定
エディ・ヴァン・ヘイレンは「Unchained」などでMXR Flangerを使用しており、彼自身が筐体に書き込んだとされる設定は「EVHセッティング」として現在も受け継がれています。MXR公式でも紹介されています。
ノブ | 設定位置(目安) |
---|---|
Manual(マニュアル) | 約11時 |
Width(揺れ幅) | 約10時 |
Speed(速さ) | 約11時 |
Regeneration(フィードバック) | 約11時 |
このセッティングは、現行の MXR M117R Flanger や、EVH Flanger でも再現可能です。
エディ・ヴァン・ヘイレンの使用エフェクター③ Boss GE-10(グラフィックイコライザー)
現在は入手困難なため、現代的なGE-7などで代用されることが多いです。
エディ・ヴァン・ヘイレンの使用エフェクター④ EchoPlex EP-3
EP-3はテープディレイとしてだけでなく、プリアンプ部の音色変化を狙って常時オンで使用されることも多く、エディもこの使い方をしていました。特に「Cathedral」やソロパートで活躍。
Echoplex EP-3 の代替えペダル
プリアンプ部を忠実に再現。常時ONでブラウンサウンドに近づけたい人向け。
ディレイ+プリアンプを含むトータル再現型。EP-3の音質変化と空気感を1台で。
3. 使用機材比較表
エフェクター名 | 主な使用楽曲 | 現行モデル/代替 |
---|---|---|
MXR Phase 90 | Eruption, Atomic Punk | Script Phase 90 |
MXR Flanger (M117) | Unchained, And the Cradle Will Rock… | M117R Flanger |
Boss GE-10 | ライブ全般(Marshallブースト) | BOSS GE-7 |
Echoplex EP-3 | Cathedral, ソロパート | Dunlop EP101 |
まとめ
エディ・ヴァン・ヘイレンの使用エフェクターは、決して数が多いわけではありませんが、その一つひとつがサウンドに直結する重要な役割を果たしていました。
オリジナルにこだわる必要がない場合は、MXRやDunlopの現行復刻モデルで十分にヴァン・ヘイレンらしさを再現可能です。
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