【徹底解説】RATMのトムモレロのエフェクターは?

Rage Against the Machine tom morello pedal effectors オルタナティブメタル
Rage Against the Machine tom morello pedal effectors

【徹底解説】RATMのトムモレロのエフェクターは?

 

Rage Against the Machine tom morello pedal effectors
Rage Against the Machine tom morello pedal effectors

エフェクター特化ブログ「ヤツのエフェクター」へようこそ!  

 

当ブログではあなたが愛するギタリストたちが使用しているエフェクターについて紹介しております。  

 

今回は、90年代のミクスチャーロックを語る上で欠かすことのできないギタリストであるトムモレロについて紹介していきます。  

 

 
 
 
 
 
 
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トムモレロが愛用していたエフェクターは?

音色エフェクターメーカー
ワーミーWhammy WH-1Digitech
フェイザーPhase 90MXR
マルチXP-300 Space StationDigitech
ディレイDD-3sBOSS
ワウGCB-95 CRYBABYJIM DUNLOP
トムモレロ使用エフェクター

トムモレロ(Tom Morello)といえば「え?ギターってこんな音出せるの?」と思わず言ってしまうような実験的サウンドが特徴的ですね。

これについてトム本人も、「如何にしてギターから汽車の汽笛のような音出すか」など普通の人は考えもしないような発想を持っていたと話しております。

このような発想から、とんでも無い量のエフェクターによって独創的なサウンドが作られていると思いがちですが、彼のペダルボードは意外にも10個にも満たないエフェクターにて構成されています。

 

彼のボードを語る上で重要なのが、ワーミー、ワウ、ディレイに加えてヴァンヘイレンなど多くのギタリストに愛用されているフェイザーから構成されております。

 

Digitech – Whammy トムモレロのエフェクター①

出典:Amazon

 

トムモレロのエフェクターで紹介を欠かせないのがDigitechのWhammyです。

 

ワーミーの効果により音程を自由に変化させることができ、多くの場合はギターソロなどで飛び道具的ポジションで使われております。

 

ピッチシフティングペダルで、ギターのピッチを最大12半音(2オクターブ)まで上げたり下げたりすることができます。

 

エクスプレッションペダルは、ピッチシフティング効果を制御するために使用されます。

 

特に印象的な活用シーンとして代表曲の一つである「Killing in the Name」のギターソロにて使用されています。

 

また、他にもAudioslaveのヒット曲「Like a Stone」のソロや、「Know Your Enemy」のイントロでもWH-1を聞くことができます。

トムモレロのDigitech – Whammyセッティング

トム・モレロがWhammyでどのようなセッティングを使っているのか、正確な数値を公開している情報は見当たりません。

しかし、彼のプレイスタイルや、彼が使用している曲から、ある程度の推測は可能です。

楽曲セッティング
Killing in the NameWH-1のハーモニーモードを多用していると考えられます。おそらく、オクターブ上や5度上の音を重ね、独特の厚みを出しているでしょう。
Like a Stoneこの曲のソロでは、WH-1を使って広範囲なピッチシフトを行っています。Depthを深く設定し、Expressionペダルを使ってダイナミックにピッチを変化させていると思われます。
Know Your Enemy1イントロでは、WH-1を5度のハーモニーモードに設定し、他のギターパートとユニゾンで弾くことで、独特のアンサンブルを作り出しています。
ジョニーグリーンウッドのDigitech – Whammyセッティング

 

Digitech – Whammyの入手方法

トムモレロが使用していたWH-1はすでに廃盤となっており、新品を購入することはできません。

購入したい場合は後継機であるWHAMMY5がおすすめです。

 

Digitech – Whammyその他の使用ギタリスト

MXR – Phase 90 トムモレロのエフェクター②

出典:サウンドハウス

MXR Phase 90は、クラシックなフェイザーペダルです。

1974年の発売以来、数多くのミュージシャンによって使用されてきました。

これ以上ないくらいシンプルな作りで唯一の「Speed」ノブで、フェージング効果の速度を制御するだけです。

Rage Against The Machineのヒット曲「Killing in the Name」のイントロにある渦巻くようなサウンドはこのフェイザーペダルによって作られております。

 

トムモレロのPhase 90のセッティング

正確なセッティング分かりませんが、Reddit上ではKilling in The Nameにてこのようなセッティングをされていると言われています。

音色セッティング
Speed12時
トムモレロのセッティング

 

MXR – Phase 90の入手方法

こちらは現在も販売されております、様々なネットショップにて購入することが可能です。

MXR – Phase 90 その他の使用ギタリスト

  • ジミー・ペイジ(Led Zeppelin)
  • エディ・ヴァン・ヘイレン(Van Halen)
  • デイヴィッド・ギルモア(Pink Floyd)
  • ジョシュ・ホーミ(Queens of the Stone Age)
  • エリック・ジョンソン
  • ジョー・サトリアーニ

Digtech – XP-300 Space Station トムモレロのエフェクター③

 

出典:楽天市場

DigiTech XP-300 Space Stationは、その独特で実験的なサウンドが特徴の、マルチエフェクトペダルです。

生産終了となっているこのペダルは、宇宙的な広大なサウンドスケープを生み出すことから、多くのミュージシャンを魅了しています。

 

トム・モレロは、このペダルの自動ピッチシフト機能を頻繁に使用し、急激なピッチシフトによって印象的なサウンドを生み出していました。

 

 

Digtech – XP-300 Space Stationの入手方法

現在は発売されておらず、市場に出回ることが少ないので入手は比較的困難です。

 

Digtech – XP-300 Space Station その他の使用ギタリスト

 エド・オブライエン(Radiohead)

BOSS – DD-3 トムモレロのエフェクター④

出典:サウンドハウス

Morelloは、ペダルボードにDD-3ペダルを2台持っていて、それぞれ異なる設定になっています。 

1つ目のDD-3は、長い残響(ディレイ)を作るように設定されています。 特にソロパートなどで、音が長く続いて広がるような効果を出したいときに使います。例えば、彼の代表曲の一つである「Calm Like a Bomb」のソロでは、この設定のDD-3が使われています。

2つ目は、音が左右に跳ね返るような「ピンポンディレイ」か、短いエコーを作るように設定されています。 この設定によって、彼のギターサウンドに独特の立体感やリズム感が生まれています。

 

トムモレロのDD-3のセッティング

1台目ロングディレイの設定

ツマミセッティング
Level12時
Feedback12時
Time12時
Mode12時
トムモレロのDD-3のセッティング

 

 2台目ピンポンデイレイの設定

ツマミセッティング
Level5時
Feedback11時
Time11時
Mode12時
トムモレロのDD-3のセッティング

BOSS – DD-3の入手方法

DD-3の製造は終了しておりますが、後継機であるタップテンポ機能が追加されたDD-3Tは求めやすくなっております。

BOSS – DD-3 その他の使用ギタリスト

  • ジョン・フルシアンテ(John Frusciante) – Red Hot Chili Peppers
  • デイヴィッド・ギルモア(David Gilmour) – Pink Floyd
  • エッジ(The Edge) – U2
  • ジョシュ・ホーミ(Josh Homme) – Queens of the Stone Age

 

【まとめ】トムモレロのエフェクター

音色エフェクターメーカー
ワーミーWhammy WH-1Digitech
フェイザーPhase 90MXR
マルチXP-300 Space StationDigitech
ディレイDD-3sBOSS
ワウGCB-95 CRYBABYJIM DUNLOP
トムモレロ使用エフェクター

今回の記事ではトムモレロが愛用していたエフェクターについて紹介させていただきました。

 

入手が難しいものもありますが、中古品の入手が可能ですのでぜひサイトをチェックしてみてください。

 

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

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